カテゴリ:今日のつぶやき
「春が来た(または「来る」、以下同じ)、夏が来た、冬が来た」とは普通に言うが、「秋が来た」とは日本語では言わない。
国文学者じゃないのではっきりしたことは言えないが、私の知る限り、現代口語のみならず、文語(おおむね昔の口語)でも事情は同じだと思う。 秋については「さる」などと言った。現代語「去る」の語源だが、方向を問わずに移動する意味を表わし、事実上「訪れる(来る)」意味で使うことが多かった。 その理由については、秋は静かにゆっくりとさりげなく訪れてくるものだからかなとも直観的に思うが、詳しくは、ひとかどの学者の大論文になるぐらいの問題であり、私ごときには到底手に負えない。 とりあえず、事実だけをメモしておく。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年11月03日 11時16分10秒
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