カテゴリ:J-POPパラディーゾ
松任谷由実 春よ、来い ユーミンの代表曲の一つ。 その当時リアルタイムで思ったが、この歌詞の文語体は、 一世を風靡した俵万智の第一歌集『サラダ記念日』の 衝撃と広汎な影響の一つだったと見ていいだろう。 かく言う不肖わたし自身、そのとき短歌を詠みはじめた。 この「春」は、文字通りの季節の春と人生の春(青春)の 両義が掛けられている、誰でも思いつく、ややもすると 陳腐になりがちなメタファー(隠喩)だが、見事な 力業の表現力と完成度によって、稀に見る用例となった。 ・・・「暑さ寒さも彼岸まで」という七五調の成句は 実によく出来ていると、毎年春秋に思うが、 今年も例外ではない。本格的な春が待ち遠しい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年03月21日 02時04分25秒
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