★心の嘘
皆さん、どんな時にリラックスしていると思われるのだろうか?楽しい時?それとも好きなことをやっている時?大好きな趣味を一生懸命やっている時に、脳はとてもリラックスをしているだろうと思われる。逆に好きでないことをしている時は、全くリラックスできてない。多分ストレスで一杯になっているだろう。でも好きなことをやっていてもリラックスできない時がある。真剣になりすぎたり、人と比べてしまったりして、余計な感情が入ってしまった時などだ。また同じことをするにしても、リラックスできる人と、その真逆で病気すら引き起こしかねない人も居る。それは同じことをしていても、得手不得手があり、得意としていれば問題なく進めていけるが、不得意なこととなると、ストレスとなってしまうからだ。ヨガをやっていて先生に「全身の力を抜いて‥」と言われ、(力なんて入ってないけど‥)と思いつつも脱力すると、何故だか体がストンと楽になる。(あれっ?知らない間に力が入っていたのか?)とびっくりしてしまうことがある。力んでいないはずなのに、いつの間にか体が硬直していたりする。無意識に体を硬直させてしまっていたのだと、そこで初めて気がつくのだ。心が気づかないストレスを、体は正直に知っている。心は時々自分に対しても嘘をつくのだ。「私は大丈夫」と言っているのに、勝手に流れる涙。全然大丈夫ではないのに、自分で自分に嘘をつく。その嘘を見抜くのが体なのである。心と体が一致していないと壊れてしまう。時々は心と体の点検をして、自分に正直であろうと思う。