昨日の日曜日の朝、ニュースを見てびっくりした。
前日の土曜の23時07分に、震度6強の地震が起こったというのである。
場所は福島・宮城というから、東北地方である。
しかもその地震は、北海道から中国地方まで影響を及ぼしたということだ。
私の住む愛知県は?
だって私、目が覚めなかったんだけど‥。
そんなに大きな地震があったというのに、気がつかないってこと有る?
津波は?原発は?‥次々不安が広がっていった。
でも不幸中の幸いなのか、津波も原発も問題なかったようだ。
頭を過ぎるのは、あの10年前の東日本大震災のこと。
あの時は、会社に居る時に起こったので、情報はあちこちから聞こえてきた。
というか、しっかりビルが揺れた。
確か震度2か3だったと思う。
会社は3階に有ったので、揺れ具合は一軒家より大きかった。
椅子に座っていてパソコンを打っていたので、揺れたのはよく分かった。
会社のみんなと顔を合わせて、逃げるかどうか迷ったことを覚えている。
しかしどうして東北地方にばかり、こんなに大きな地震が起こるのだろうか?
と思ったら、なんと!この地震‥10年前の地震の余震だと言うではないか!
余震!?‥余震だって!どういうこと?
余震って、こんなに震度が大きくて、
しかも10年もたってから、やってくるって言うの?
びっくりする地震情報である。
今回愛知県は揺れなかったのだろうか?それとも私が鈍かっただけなのか‥。
しかし、地震が津波に直結しなくて良かった。
なにせ10年前の津波の映像は、今でも鮮明に覚えているし、
見ているだけで身震いするほど怖かった。
地震で津波が起きる場合と起きない場合の違いって何だろう?
揺れの大きさだけではないんだよね。
このコロナの時代に、地震やら台風やらの天災が起きるのは厳しい。
一つ一つが大きな問題なのに、それが重なったら心が折れる。
大地って、本来は確かなものでどっしりとしていて、頼もしいものだよね。
なのに、それが不確かなものになり、フワフワと動くものになる。
いったい何を信じて生活すればいいの?
災害の一つ一つが嫌だし困ることなのだが、
どんと構えているはずの地面が動いてしまうなんて、耐えられない。
地面は動かないで不動であって欲しいのだ。
火山とか地震とかは、地球が歪みを調整していると言う人が居る。
自然環境が破壊された地球を、戻そうとしている‥というのである。
今回の地震の破壊力は、大きかった。
道路も寸断されたし、水道管も破裂し、停電も広範囲で起こった。
ただ、10年前の東日本大震災との決定的な違いは、
亡くなった人や怪我をした人の数が、全く違うことである。
それはこの状況下で、まだ有難い情報だと言っていいだろう。
コロナ禍での災害を想定して、
国や地方自治体が、色々準備をしてきたと思うが、
まさかこんなに大きな地震だなんて、誰が予測できたというのだろうか?
大規模な地震が来るのは東海地方と言われ続けて何十年とたつ。
なのに現実は、東海地方以外で起こっている。
東海地方には、これより大きな地震が来るのではないかと、不安が膨らむ。
ひたすら起こらないことを祈るのみだが、地震大国の日本なので、
日頃から災害への準備を怠らないことが必要だ。