7月24日(水)
午前1時ごろ、突然右脇腹に強烈な痛みがおきました。
すぐに尿路結石だと思い、隣で寝ているかみさんを起こして、痛み止めの
座薬を入れました。
その日は病院に行き、石が腎臓の中にあるのを確認して自宅でおとなしく
していました。
尿路結石も今回で4回目でして、治療といっても何もできないことを知って
いますので、痛いのを乗り切って自然と治まるのを待つしかありません。

7月25日(木)
今日も会社を休みました。朝から右脇腹が痛いのですが、ひたすらがまんです。
できるだけ水分を取ることと、階段を上り下りしてみたりしました。

7月26日(金)
午前中のみ出勤しましたが、痛みがだんだん激しくなります。
少し離れた泌尿器科に結石の破砕をしてくれるところがあるとの情報を
かみさんが聞いてくれていましたので、午後から診察にいくことにしました。

PM3:00に到着。
待合室で待っていても痛みで座っていられなくなり、横になっていると
看護婦さんがすぐに呼びにきてくれて、中のベッドで横になることができ
ました。
体温を測ってみて、38度を超えていることを初めて知りました。
血液検査とレントゲンを撮り、先生から結石が尿管に詰まっていて、腎臓が
炎症を起こし腎盂腎炎(じんうじんえん)になっており危険な状態であると知ら
されました。

水分の摂取が少ないと膀胱内で細菌が繁殖しやすく、また結石が詰まっている
ため排尿が滞ることから尿が逆流し腎臓内に細菌が入り込み、炎症を起こす
とのことです。
進行すると敗血症になる恐ろしい症状で、この話を聞いたとき診察を受けに
来て本当に良かったと思いました。

ですが、まだ結石が詰まっているため痛みは変わりません。

そのままステントと呼ばれる管を尿管内に入れる手術(内視鏡)を受けることに
しました。(ステント留置術)
本当は結石を破砕してもらうつもりでしたが、まず腎臓の炎症を鎮めるのが
先決であること、破砕してもすぐに排出されないと腎盂腎炎が悪化する恐れが
あることから、確実な方法を選択しました。

局部麻酔(尾骨間)をし、手術そのものは15分くらいの短いものです。
手術後レントゲンを見せてもらいましたが、3mm位？の管が腎臓と膀胱を
つないでいるのが判りました。結石は尿管の中にあり、ステントと並んで
写っていました。
(結石の大きさは4mm、ステントを入れる前から比べると少し押されて上に
移動していましたが)

ステントを入れることで腎臓内の尿が排泄されたためか、痛みが全くなくなり
ました。尿管内に結石があるのにまったく判りません。
ただ、おしっこをする度にステントが動くのか、尿管にものすごい違和感が
あります。
また、手術のためか血尿がでます。

腎盂腎炎を発症しているため土日は絶対安静と言われました。
抗生物質をもらい、炎症を鎮めることに専念します。

結石が居座り続けるようであれば次週7月26日(金)に破砕を行うことに
しました。