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1256 斗と肘木
Q 組物における斗、肘木とは? A 斗(ます)は、桁、梁などの横材をつかんで受けるための正方形の部材。肘木(ひじき)は斗を受けるために、支点から横方向に張出す張り出す水平材です。 3つの斗を肘木が支えるパターンが多く、1手出す出組(でぐみ)、2手出す2手先(にてさき)、3手出す3手先(みてさき)といろんなバリエーションがあります。薬師寺東塔は3手先で、最上級の組物とされています。手前に張り出す場合は、壁の内側にも同様に肘木を出して、天秤の形にして支えています。 ・和様では柱上のみに組物を置き、大仏様では柱に差した組物、禅宗様では柱間にも組物を置きます。 ・組物のことは斗きょう([木へんに共]:ときょう)ともいいますが、斗も[木へんに共]も同じ意味です。 ゼロからはじめる建築の歴史入門が発売! ゼロからはじめるシリーズ16冊目 新訂版1級建築士受験スーパー記憶術が発売!25年間増し刷りを続け、今回、記憶術の多くを入れ替えてほぼ新刊! 楽天資格本(建築)週間ランキング1位に! ↓動画でテキストに 建築の基礎を知りたい建築初学者さん、大家さんは、ゼロからの木造建築入門、RC造入門、S造入門の3冊をまず読んでみて!建築構造、構法の基本がわかるよ!なかでも木造建築入門は10年間のロングセラーで、ときどきアマゾン一般建築書ランキングで1位になります(自慢)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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