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カテゴリ:スポーツ全般
プロ野球の今週末のストライキがひとまず回避されたようです。
選手会側はどうやら合併阻止という点では半分あきらめた印象を受けました。 というのも、選手側の要求が、「新規参入の障壁撤廃」や「完全ウェーバー制度の導入」「各球団の収益不均衡の是正措置」といった、合併後の条件面での協議に移ってきたような気がするためです。 やはり球団経営がビジネスである以上、不採算事業の撤退という経営判断はやむを得ないものであるし、その点は選手も十分に理解しているのだと思います。 しかしストが回避されてもっとも喜んでいるのは、球団経営者でしょうね(特に巨人戦を抱える球団)。 今回初めて経営者サイドと選手会サイドが交渉のテーブルに立ったわけですが、やはり経営者サイドは厳しいビジネスの世界をくぐりぬけてきた猛者ですから、どうも経営者側の思うツボのように事が進んでいるように思えてなりません。 選手がいくらストライキと吠えてみても、結局は野球界の人気凋落ということで自分達の首を絞めることになるということを見透かしているのでしょうか。 やはりこうなってくると、選手会側は古田の存在感がバツグンですね。あの知的な雰囲気は他の選手には出せませんもんね。 首位打者も狙える位置にいる古田としては、心中穏やかでない部分もたくさんあるんでしょうが、未来のプロ野球のために判断を誤らないことを祈っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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