中山道(原野駅~宮ノ越宿~藪原駅)冬はすぐそこ
自粛生活が続いてますが、自分力を試されている気がします。どう過ごそうか。天気の悪い週末が続いて家ばかり、暖かい部屋が心休まります。昨年最後の歩きを思い出しながら、春はいつから歩けるのかな~と心待ちにしています。 ~原野駅~11月23日 晴れ時折北風原野駅~3km~宮ノ越宿~7.5km~藪原駅(藪原宿) 合計12.5kmスタート 11:00 ゴール 15:00秋は更に深まって冬枯れの景色になってきました。GOTOをあてにしたJR、紅葉狩りの観光客を見込んだ臨時増発便に乗りましたが、この頃から、またコロナが動き始めてきて「GOTO取りやめ!!」の噂が立ち始めていました。そのせいで車内はガラガラです。今は1月、こんなに流行ってしまって緊急事態宣言下、自粛生活が続いています。無人駅の<原野>で降りてスタート。今までは自宅からスタート地点まで、中央道と国道19号を利用してましたが、段々移動が大変になってきたので、今回はJR中央線を利用することにしました。青空フリーパス切符は<木曽平沢>まで使えます。(2620円)名古屋で中央線に乗り換えて、中津川で各駅に乗り換えます。30分の待ち時間があったので、駅前の物産店で栗きんとん等を買って車内のおやつにしました。8時に出発して原野駅には11時着。木曽谷、静か。時折通過する列車がメリハリになります。~本陣跡~3km歩いてのどかな家並みの続く宮ノ越宿。旅籠だった田中家は無料開放しているので見学ができます。無人ですが、風情があり宿場感を味わえます。快くお邪魔させていただきますねぇ~~旗揚げ八幡宮・樹齢800年の義仲ゆかりの大けやき~この辺りは木曽義仲にまつわる地名やゆかりの建物が多いのです。義仲と巴御前・・・うろ覚え( ;∀;)検索しましたが、資料が多くて私にはまとめられないので、ご興味のある方は各自でお願いしますm(__)m~ 阿羅屋の蕎麦 最高 ~勢力争いで父を亡くし武蔵国から逃れてきた義仲、当地の豪族・中原兼遠は養父になって、平家に隠すように育てました。巴はその兼遠の娘です。源平合戦で活躍した二人は幼なじみの関係で、よきパートナー。義仲は31歳で討ち死にし、落ち延びさせた巴は91歳まで生きたと伝わります。集落のはずれに巴が淵と言う綺麗な水辺があります。橋の手前には山に入る小道が見えましたが、立ち入り禁止になっていました。旧中山道の様です。淵の向こうを鉄道が走り、列車がトンネルを通るところを待ち構えたのですが、なかなか来ないのであきらめました。う~ん残念。~巴が淵~巴は少女時代、この淵で泳ぎ野山を駆け巡って育ったといわれています。巴御前はこの淵に住む竜神の化身という伝説があるそうです。そう言えば、この辺りでした。道路脇の山吹山の斜面に猿の大群が木の実を摘み取っていたのです。メスや子供が無心に必死に残り少ない実を頬ばり、オスは私たちを上から監視しています。「一瞬即発」という言葉が頭をかすめました。何事も無いようにそそくさと通過して、振り向いて確認すると30~40匹はいたでしょうか。(;'∀')歩き地図では<神谷>では落石の危険があるため旧トンネル(山吹トンネル)を利用するように、とありますが、このトンネルももぅ随分前から進入禁止になっていました。覗いて見ると真っ暗でと~っても入る気にはなれない、歩けた頃は一体どんな感じだったのだろう・・・・ゾクゾク(∩´∀`)∩19号線をすすみます。陽が傾き始め山間の車道ももの哀しくなってきたので、木曽川を見下ろしながら藪原駅を目指します。この次は<鳥居峠>からです。そろそろ宿を利用した歩きを考えるころですね。