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カテゴリ:中山道
新しい年が明けて、明日はもぅ鏡開きです。
冬になってからはほぼ自宅、連休は時間がたっぷりあるので久しぶりにブログに向っています。 中山道歩きはなかな予定通りに進んでいませんが、秋にはGOTOも出たので気持ちよく歩く事が出来ました。 その時のお話です。 暖かくなったら世の中も穏やかになってまた外歩きを満喫できると願って、思い出しながらかいてみました。 11月7日 秋晴れ 上松駅~9.5km~木曽福島宿~5.5km~原野駅 合計15km スタート 9:30 ゴール 15:00 空気が澄んでいます。 木曽の紅葉は名古屋より2週間早いようです。 上松駅前の青空駐車場に車を停めて歩き出します。 上松宿は車が国道19号を通るので旧中山道は静かです。 宿を過ぎると木曽川に沿って北上します。 車は向こう岸のバイパスに流れるおかげで、手前の19号線は全く車が通らず人気も無いので、モミジと川を眺めながら秋を満喫して歩けました。 途中に昔からの難所<木曽の桟>があります。 桟(かけはし)とは渡る橋ではなくて、岩壁の急斜面の道を補強するために組んだものだそうで、一部観光用に保存してあり、赤い橋を渡ると対岸から道路の下の桟を見ることが出来ます。 空が青いと紅葉も映えます。 橋を渡ったところに小さな宿がありました。お泊りもいいですね。 バイパスに合流し、しばらく行ったところの道の駅<木曽福島>で休憩にします。 ここから御嶽山が見えました。 2014年、沢山の犠牲者をだした御嶽山、あの時は自宅からも噴煙が見えました。 今はうその様に静かにしています。 ~御嶽山~ 少し戻って歩き道に入ると道の駅の上あたりの位置に御嶽遥拝所、小さな祠がありました。 でもこの位置からは御嶽山は見えませんねぇ(苦笑) 上松宿~9.4km~木曽福島宿 木曽福島宿が見えてきました。 宿には老舗蕎麦屋くるまやがありますが、早々に車道沿いの<とちの屋>で昼蕎麦にしました。 こちらはおかみさんが御嶽海関の母上とお友達の様で、店内には関取の写真やサインが沢山並んでいました。 関所は中山道の要衝で木曽川の断崖上の狭い場所に築かれ、今は公園となり関所資料館もあります。 高台からは川に寄り添うように並んだ家々の屋根が見えました。 木曽義昌の上の段城跡の<上の段>には古い町並みが残り風情があります。 細い横道を入ると意外に急坂、商店や宿やも並ぶ生活感のある下の通りに出るとGOTOトラベルを利用しているのか、そぞろ歩きを楽しむ人が行きかっていました。 ~上の段~ 評判の<田ぐち>で栗きんとんとアイスクリームを買って、酒屋で木曽の酒<七笑い>をお土産にしました。 道路を覆う鉄製の真っ黒な巨大黒門を通過して福島宿を後にしました。 上矢口で19号線から生活道に入ります。 地図に<下がすけてみえる橋>とあった橋は一体どんな橋? と気になっていたが、鉄格子で出来ていて、川の大きな石が支点になっていました。 ふ~ん。面白い。これは平気^^♪さぁ、先を急ぎましょう。 秋のつるべ落とし、もぅ薄暗くなってきました。 ~原野駅~ 小沢集落辺りが中山道の中間地点。中央アルプスの木曽駒ケ岳がよく見えます。 各駅電車は1時間に1~2本なので、この日は原野駅でおしまいにしました。 そういえば、中央線の各駅のトイレはここもどこも新築されてほどなく、設備が充実しているので歩いていて助かります。 無人駅の待合室で弱い日差しを受けながら静かに電車が来るのをまちます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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