歩いた後の一服❤童子苑
美術館を見て、ランチを食べて、少し七洲城跡の周りを歩いてみました。なんせ、TOYOTAで栄える車の町。主要道路は広いですね~あえて昔からある生活道路をあっちこっちと歩きました。アタシは 子供の頃から 狭い路地や知らない道を歩くのが好きです。 ~冬至弘法~ こんなかわいいお大師さんがいましたよ。お堂の扉を開けて、お姿拝見。 倉敷儀平さんが海辺で拾い上げて持ち帰り、屋敷内に祀っていました。拾ったのが冬至の頃だったので、冬至弘法と名付けました。そのお姿が炎を背負ったように見える為火難除け、火防せを願ったと言われています。・・・立て看板より・・・ この日は北風が強くて、でも一時間歩くと体が熱くなってきました。喉がかわいたなぁ~美術館の西側にある茶室<童子苑>で一服とします。お庭も素敵です。茶室は小間が2部屋、待合もあります。大間も2つあり、市民が安価で使用できます。立礼席は常に解放されており、喫茶店感覚でお抹茶が飲めますよ。 一服300円、安いでしょ?床には軸と花が生けてあり、お茶が点てれるように釜も飾ってあります。実際は奥のキッチンで点てて運んできますが^^;この日のお菓子は味噌餡のお饅頭に桜の塩漬幾つかの和菓子屋さんが交代で季節の和菓子を作るようですね。 ~ 童子苑 ~ チョッとかわった名前と思ったら、かつて挙母藩(ころもはん)の居城があった美術館の敷地の一帯が、「童子山(どうじやま)」と呼ばれていたことに由来します。以前は童子小学校があったそうで、七洲城址公園を再開発する際に、小学校は移転したそうです。 樹木で美術館や街並が目隠されて、落ち着く空間です。企業からの恩恵も十分あると思われますね~っ。お庭を見ていると・・・60位のオバ様が「トイレはここですか?」逆方向、奥の方と教えました。それから10分程。アタシもトイレに行くと、中から「ドンドン¡バンバン!」と 木扉をたたく音。「?」 さっきのオバ様が閉じ込められています。「どんなタイプの鍵ですかぁ?」と聞いても動転しています。茶室に戻ると、おば様のお友達がお茶を飲み干して、心配していました。係りのオバサンと見回りのオジサンを呼んで駆けつけると、 知ら~ん顔のオバ様が、素通りして行きました。トイレから戻らないアタシを心配した旦那が、オバ様を助け出したそうです。鍵はカンヌキ形式で、軽く閉めたらいいところを、強く抑えたので鍵がしっかり食い込んで動かなくなったようです。冷静になると開けれたと思うのだけど~ オバさんは目の前の私達にも四苦八苦した旦那にも、な~んにも言わず、す~っと行ってしまいました。 (あっ、これは余談。余りにも可笑しくて・・・) 結構なお味でした、ペコリ。