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カテゴリ:歩き遍路88
眉山にロープーウェイで登る。
眼下には市街地が広がり、何本もの川が海に流れ込みとてもきれいだった。 頂上では市民の交流イベントをやっていて、親子連れで賑わっていた。 映画「眉山」や朝ドラ「うぇるカメ」で見たように、地元で親しまれている山だ。 下りは頂上で待っていてくれたYさんの車で下りる。 案外高く道は蛇行している。 Yさんは4~5年前から毎朝この山を登り、徳島駅まで歩いて体力作りをしていたという。 ふもとの【阿波踊り会館】でショーを見る。 昭和初期・高度経済成長期・最近と踊りが変化していく様や、男おどり・女おどりの違いなどの説明を楽しく聞く。初めて見る生の阿波踊りはとてもきれいだった。 昭和、それも戦前のおどりは素朴で風情があってよかった。 ♪おどらなそんそん 見学している間Yさんは帰宅していたが、電話をするとお迎えに来てくれ、宿まで送ってくれる。もう、16時。 【山内旅館】に連絡すると目印になる郵便局までお迎えにきてくれる。 御かみさんは一人で来るはずの遍路が、ベンツから降りてきたから大層驚いていた。(無理も無い)後で事情を話すと笑いながらYさんをほめていた。 Yさん宅と旅館は近いが、通りを中に入ったこの宿をYさんは知らなかった。 御かみさんはYさんをよく知っていた。 ところでこの宿は、保存協力会の本の宿泊施設表にのっていない。 <大鶴旅館>が一時休業していたので、紹介してくれた所だ。 こじんまりとして昔ながらの建物だが、掃除がゆきとどき御かみさんが実に気さくで話上手。 家庭料理は心がこもっている。 主婦の目と舌は確かだよぅ~。これで5000円は安い。 遍路を大切にしてくれて、宿に着くとまずお杖を洗ってくれて、部屋に立てかけてくれた。 (この後も洗ってくれる宿はマレだった。 昔は結構あったらしいが・・・たいていは、玄関に傘立て兼杖立てがあって自分で立てかけ る。。) 夕飯まで時間があるからママチャリ(自転車)を借りて商店街を散策する。 調子に乗って55号線を南に、勝浦川まで走るが、暗くなって月が昇ってきたので引き返す。 お客は私と80近いおばあさんだけ。 愛媛の親戚で時々遊びに来ては、何泊か泊まっていく。 御かみさんとのんびり過ごして色々と話すのが楽しみのようで、夜は仲間に入れてもらって三人でおしゃべり。 こんな宿の過ごしかたもあるんだね。 夜は中心街なのに中に入っているせいか、静かでよく眠れる。月がとてもきれいだった。 1日目 (H20.10.21) 7:00自宅発 16:00着 14番常楽寺~17番井戸寺 距離 12キロ(車・・・) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
March 23, 2011 06:18:19 PM
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