カテゴリ:雑感
この時期になると いつも頭をよぎるのが知人のお父様、お母様のことだ。なんと仲むつまじいことに、お二方同じ日の夜に逝去されたのだった。 知人はご実家から程とおくないところに済んではいたが、余りの「仲むつまじさ」に絶句。お葬式の際、いったい誰に知らせたかったのか・・それすら解らず仕方なく身内だけで告別式を行われた。その受付をしたせいもあってそのときの事がありありと浮かび上がる。 知らせて欲しい友人がいたかもしれない。お別れを言いたかった知人もいたかもしれない。しかし御二方同時にご逝去されたのでは調べるすべもなく、それだけが心残りであったとおっしゃられていた。 私たちは、少なくとも私は生かされて生きていると思っている。死は遠くにあるものではなく常に生と隣りあわせにあると思う。幸いにして私の両親はまだ健在だがいつどのような運命が待ち受けているかそれは誰にもわからない。 お盆とかお彼岸の時期になるとつとそのことを思い出してしまう。かといって、正面切って言い出せる話題でもない。本人の方から言い出してもらえればありがたいと思うのだが、意外と年よりは自分はまだ大丈夫などと思っているようでなかなかこの話題に発展しない。 お寺だってどこにあるのかしっかり教えてもらっておかないと困る。お墓はとりあえず確認したけれど。 こんなことをつらつら考えていても仕方ないことかも知れない。私のほうが先に逝くかもしれないからだ。 槐より始めよということかな・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年08月13日 00時29分14秒
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