テーマ:詩(874)
カテゴリ:散文詩
心はガラス 年を重ねるたび 少しずつくもっていくけど 丁寧に磨けば 透き通るようになり 奥底まで見えそうなのだが 本当に大事なものは 見えなかったりする いつまでだろう ガラスは薄いままで 何度も割れて その破片を利き手で握り締める そして くりかえしくりかえし 腕に突き刺した 言うんだ “選んだのはお前だ”と 生きるということは そういうもの それでも止めない それは 薄いガラスがいくつもあるから なぜだと思う? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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