|
カテゴリ:心象スケッチ
ちょっと話が前後しますが、3月1日、マヒワの卒業式でした。
うちの奥さんと、私とで、列席したのですが、 おごそかで、それでいて、てきぱきして、とてもよい式でした。 生徒会長だった子が述べた、答辞がまた、素晴らしかった。 冒頭がまず、授業中などの描写から入って、 リモートでの入学式、授業は自宅でオンライン、 やがて登校し始めてからも、みんなマスクで顔を半分に隠し、 楽しいはずのお弁当も、みんな同じ方向を向いて黙食、 学校行事は極端に制限され、 最初から最後まで、コロナウィルスに振りまわされた、そんな異常な3年間を、 短い言葉でスパッとまとめ、しかし、そんな環境だからこそ、 知恵を絞り、より楽しい学園生活にしようと努力した、その一つ一つを、 丁寧に振り返っていました。 そうそう。そんなこともあったね。マヒワから聞いていた一つ一つを、 私もまた思い出し、うるっときてしまいました。 卒業の廊下の長さをふり返る / もず 感動的な式のあと、教室へ移動し、ホームルームで担任から卒業証書を手渡されます。 そのタイミングで、一人一人が、一言ずつメッセージを語ることになったのですが、 マヒワが、思いがけず、ボロボロ泣き出して、 どんなに楽しかったか、その学年が大好きだったか、を語りました。 いい学校、いい教師、いい友だちに恵まれた高校生活だったと、父のもずも、感謝しています。 さて、卒業式を終えたマヒワ、 さっそくその日のうちに、髪の毛をブロンズに染め、友だちと一緒に夕食を食べに行き、 焼き肉を腹いっぱい食べて、大満足の顔で帰ってきました。 「鶏を、まる一羽食べたかと思うくらい、食べたよ」 と幸せそう。 4月からは、一人暮らしを始めます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[心象スケッチ] カテゴリの最新記事
|