祈りと幸福と文学と

北九州市の文芸同人誌「海峡派」発行責任者の若窪美恵さんから、
同氏の詩集『森通い』と、​「海峡派」​第１５６号（本年１月１５日号）をご寄贈いただきました


「海峡派」１５６号の巻頭作品は、若窪さんの「夏。あなたになる」という短編小説で、同作品は、第５３回九州芸術祭文学賞北九州地区の次席に輝きました　　戦争で結婚したばかりの夫を失い、八幡大空襲で母や姉を失った９０代老女の独白という形式で、戦争の愚かさ、悲惨さを語り継ごうとする、深い内容の短編です。

ちなみに、同人誌「海峡派」は、１９７４年に創刊された、これも歴史のある文芸同人誌で、私が北九州に住み始めて間もない頃、たまたま書店でみつけて、手にとり、「ここに入会したら、北九州にも文学の友だちができるかなあ」と思って、買った記憶があります（どうせ書くヒマも読むヒマもねえし、と思って入会は見送りましたが）。

詩集は、今の忙しさが一段落ついたら、おいしい紅茶を飲みながら、ゆっくり読もうと思っています。楽しみ
若窪さん、ありがとうございました




３月１日に発行された同人誌「ふくやま文学」第３５号と、同誌掲載のもずの短編「寒いのはニガテ」（作品番号９７番）につきまして、佐賀の川浪秀之さんが、Twitterで紹介して下さったほか、楽天ブログでも、obasanさんが、​３月２３日の記事​で紹介して下さいました。ありがとうございます。