テーマ:美しい日本の四季(95)
カテゴリ:万葉の里・明日香だより
『万葉の里・明日香だより。(9)』
まほろばさんから、桜井市(奈良)の江包(えっつみ)、大西両地区で11日行われた「お綱まつり」(県指定無形文化財)のお便りが届きました。 子孫繁栄と五穀豊穣を祈る、またまた豪快で素朴なお祭りです。 私たちの祖先が農耕民族として暮らしていた昔をしのばせます。 江包の春日神社から長さ4メートル、直径2メートルの紡錘形の雄綱を 大西の市杵島(いつくしま)神社から、長さ6メートル、直径5メートルの雌綱をそれぞれ地元の若者たちが、かついで出発、 途中、水のはられた水田で相撲をとり、泥まみれのままの姿で 江包のスサノオ神社に運ぶ。 スサノオ神社の鳥居に前で「仲人役」を仕立てて、二つの綱を組み合わせて「縁結び」の一連の行事は完了する。 奈良には今なおこのようなお祭りを守り、受け継いでいこうとする人々がいるのですね。 このようなお祭りを支えていく「農業」や「村」がなければ継続できないこと。 このお祭りを支えている「農業」や「村」は、現代社会の中で、どう変化を遂げているのか興味深い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.02.16 13:16:04
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