鼎泰豐 新宿タカシマヤ店
年末のネタ。東京帰省時に行った新宿タカシマヤ「鼎泰豐(ディン・タイ・フォン)」未だに昼時となると行列ができる小龍包の店。年末でさらに混むことも予想されたので、昼時を避け、開店直後の11時過ぎに突入した。結果、待ちなしで座れた。正解。本格的な昼食、というよりも、本場っぽく飲茶的に、「小龍包」(定番)「餡入り小龍包」(甘い)「蒸し餃子」(食べたかった)小龍包は、やはり美味しい。熱々のスープがジュワっと出てくる。取り扱い注意。いつ破裂するかわからない。細心の注意で箸で口に運び、そこで安心していると、そのあまりの熱さに驚き口の中にわき出たスープをこぼす。痛恨のミス。猫舌なのでもう少し冷めてからの方が味わえたかも(あくまでも個人的な少数意見。大半の人は熱々がお好みのはず)。刻みショウガが入った醤油にちょっと漬けて味わうのも良し。醤油の入った小皿に漬けた瞬間、小皿の中で破裂、という惨事に注意。餡入りは、上品な「餡まん」といった感じ。本場並に安ければ、本当に手軽なおやつになる。餃子はしっかり蒸されていて美味しい。小龍包のようなあふれ出るワクワク感はないが、逆に「溢れ出てこない安心感」がある。男性にはわからない某CM「モレないから、多い日も安心」というのはこのような感じ、と言って間違いないだろう。一瞬にして3セイロをカラにして、30分もしないうちに店を出ると、店の外に並べられたイスには・・長蛇の列。「一瞬にして状況一変」というその一瞬を実際目にすることはあまりないが、この行列の変化はまさにそれ。少しでも出遅れると、その遅れは決して取り戻せない、'09箱根駅伝駒沢大学のよう。また味わいたいが、いずれも少々高めの価格設定なので、空腹時でなく、間食で味わう店かな。