スマイル・フォー・ミー
午前中に広いヴィクトリアマーケットを散策し終わり、ホテル近くのチャイナタウンに戻ってきた。目的は昼食。現地ガイドやガイドブックが揃って薦めている店、「Shark Fin House」へ向かった。ここは昼は飲茶をやっている。連日、特に週末は行列が出来るという話だったが、運良く上階のテーブル席に滑り込めた。座るとまずジャスミン茶が出てきた。お茶で一息しながら待っていると、ワゴンが回ってきた。あるある。春巻きに蒸し餃子、炒飯、揚げ物、大根餅のようなもの。希望のものを選んで取ると、伝票のその値段に応じたチェック欄にレ印をつけていく。清算時にはどの値段のものをいくつ取ったかを計算する。日本の回転寿司のようなシステムだ。とにかく2人で思いつくまま取りまくった。そろそろ腹が限界なのでデザート。すると食べ始めた頃にはよく見かけたデザート専用ワゴンを全く見かけなくなった。仕方なく店員に単品指定。狙いはマンゴープリンと杏仁豆腐。マンゴープリンはそのまま英語で伝えたが、杏仁豆腐は英語で説明できなかったので、店員が中国系の人だったのをいいことに「杏仁」と漢字で書いたら「Oh, Almond jelly?」と。なるほど、英語だとそうなるのか。満足。その後またまた市内を散策。コンパクトな市内だが、とにかく建物や風景が珍しいのであらゆるストリートを歩き回っても飽きない。歩いている間は楽しいのだが、夕方ホテルに戻るとぐったりと疲れていることに気づく。昼に少し飲茶を食べすぎたこともあり、この夜も食欲は絶好調とはいえない。軽く麺類などでいいかな、と、ホテル近くのベトナム料理店へ。オーストラリアに来てアジアンばかりでは?と思うかもしれないが、オーストラリアは移民の国、自国の料理よりも各国の料理を受け入れている。寿司も人気だし。ベトナムの麺(フォー)で、ビーフとチキンを注文。それぞれ7ドル程度で、大量のもやしと香味野菜がついてくる。こちらはビーフ。内臓関係の具も多い。チキン。こちらもビーフと同様、「臓物」が多い。でも臭みなく食べられた。さっぱりとしていて食べやすい。滋養あふれる、といった感じだ。途中でテーブルに置いてある唐辛子酢を入れてみた。これまた辛味が効いて食べやすくなった。店はずっと満員。人気あるんだなあ。さて、これで7/14(土)の出来事が終了。7/15(日)の内容はまた次回!