たねをまく日々

薔薇が1輪咲きそうです。



　　　はかなげな感じの咲き方ですが、

　　　バラの色は、やはり華やかです。

　　　たった1輪でも引き付けられます。


　　　園芸店では、千両などが並ぶようになりました。

　　　うちでも千両をたくさん植えていますが　　　

　　　千両に赤い実がたくさん付くかどうかは、

　　　毎年不安定です。

　　　先日、「どうしたら赤い実がなるの？」

　　　と聞かれ、うまく答えられませんでした。



　　　今年は、駐車場側の千両の実付きが

　　　よいです。

　　　少し前から葉牡丹用に作った

　　　虫よけのネットをこの千両にかぶせていました。

　　　暴風の日に飛んでしまったらしく、

　　　近くをさがしてもどこにもありません。

　　　あ～ん、どこへ行ってしまったのでしょう。

　　　あんなものがおうちに入ってきたら

　　　とっても迷惑なことでしょう。


　　　さて、赤い実をつけない千両も

　　　たくさんあります。



　　　ここにも千両の実がなるとよいなと

　　　株分けしたり、

　　　実をばらまいたりしていました。

　　　今年は実のつく気配がありません。


　　　千両は、6月ごろ開花します。

　　　目立たない花ですが、花が咲かないと

　　　実もなりません。

　　　実成のよい年があったり、悪かったり、

　　　千両が毎年たくさんの赤い実をつけるのは

　　　わりとむずかしそうなので、

　　　少し調べたりもしました。

　　　

　　　千両は、直射日光が苦手です。

　　　そこで、半日陰で育てるのが適しています。

　　　そして、乾燥も苦手です。

　　　湿った状態を好むようです。

　　　意外なのが、寒さに弱いことです。

　　　霜や寒風が当たる場所だと葉が茶色くなり

　　　実がならなくなるようです。

　　　千両はお正月のイメージがあるので

　　　寒さに強いものだと勝手に思っていました。


　　　せん定は、基本的に不要なようです。

　　　ただ密集するとよくないので、

　　　古い枝を根元から間引きます。

　　　せん定時期は、12～1月。


　　　実のついた古い枝、

　　　3年以上たった枝には実がなりません。

　　　ここが大きなポイントになるのでしょう。

　　　3年以上たったかなんて覚えていないし…。

　　　若い芽を成長させていくことが

　　　毎年、赤い実をつけることにつながります。



　　　この場所には、毎年飾り終えた千両の

　　　赤い実をパラパラとこぼしています。

　　　ほぼ、鳥に食べられたりして、

　　　芽を出すのはわずかですが

　　　毎年、ばら蒔いています。

　　　そこから芽を出し、

　　　今年は、赤い実をならせるように

　　　なりました。


　　　ただし、千両は植えてからほぼ3年で

　　　花を咲かせ、実をつけるようです。

　　　芽が出てから3年ほどかかるので、

　　　うまくサイクルが回るようにすると

　　　毎年実を楽しめるのかもしれません。


　　　何年も育てていて、しかも勝手に

　　　「千両推進委員」を名乗っているのに

　　　その植物についてわかっていないことが多いです。

　　　

　　　園芸店にたくさん並ぶ千両は、

　　　しっかり赤い実が付いて売られています。

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花木 庭木の苗/千両（センリョウ）の苗：赤実3.5号ポット​

　　　よく行くホームセンターでは、

　　　鉢植えで2000円近くしていました。

　　　切り花コーナーに売っているものも高いです。
　
　

　　　庭に赤い実をつけた千両があるのは、

　　　とてもよいものです。

　　　若い芽を育てていくよう

　　　心がけてみたいです。