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テーマ:鉄道(21850)
カテゴリ:鉄道保存車両を訪ねて
SL(蒸気機関車)がけん引する列車で知られている、静岡県の大井川鐵道。その沿線風景から、よく昔の映画やTVのロケ(特に戦時中など)で使用されることが多いです。 この写真は家山駅で撮影したロケ列車で、けん引していたのは、今はなき「C11-312」号機です。サボには「行野上」と右書きで書かれていました。 私はこの写真を定期のSL急行「かわね路」号から撮影したのですが、こちらがカメラを向けると、ロケ列車に乗っていた軍服姿やモンペ姿のエキストラが一斉にピースサインをしてきたのには驚きました! また、駅舎内の改札の所にもモンペ姿のエキストラが何人かいました。 この様に戦争中の映画やドラマのシーンで大井川鐵道の蒸気機関車は大活躍するのですが、「C56-44」を出すのはやめていただきたいものです。何故なら本物の「C56-44」は、戦争中はタイの泰緬鉄道を走っていたので、日本の線路を走っていないからです。ちなみに日本からタイへは90両のC56が送られました。 戦後は廃車になったものもありますが、現地で保存されたものもあります。そんな中で31号機と44号機は日本への里帰りを果たし、31号機は靖国神社の資料館に飾られています。そして44号機は大井川鐵道へ入線し、当初はタイ時代のまま使用されていましたが、後に製造当初の姿に復元されました。 Twitterも始めました。アカウントは「@Tabitotetsukiti」です。良かったら、フォローよろしくお願いいたします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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