防災関連国家試験受験準備について!!資格を取得して仕事に自信を持とう。
会員の皆様、ゲストの皆様おはようございます。今日はRedCopenの防災の知識講座3回目です。出社まで少し時間の余裕がありますから何か参考事項についてお知らせします。昨日は高圧ガスについての基礎的なお話をしましたが、今日は危険物について少しお話したいと思います。誤字脱字あればお許し下さい。工場での災害は大半が危険物に関係する災害です。それも危険物を取り扱う方の一寸したミス、なれ、経験、知識、認識不足によるものが殆どを占めています。危険物災害の現況ですが、工場災害には,消防法で定める危険物や昨日お話した高圧ガスや毒物・劇物の漏洩・流出等による多数の死傷者の発生や石油コンビナート等特別防災区域における危険物の流出,火災,爆発による多数の死傷者の発生等多様な被害が含まれます。平成12年6月に群馬県尾島町の日進化工(株)群馬工場で爆発火災事故が発生し,死者4名,負傷者58名を出すなど,危険物,毒物・劇物の漏洩等の事故は毎年どこかで発生しています。消防法では,火災発生の危険性が高く,火災が発生した場合に火災を拡大する危険性が高い,火災の際の消火の困難性が高いなどの性状を有する物品を危険物として指定し,火災予防上の観点からその貯蔵・取扱い及び運搬について規制を行っています。なお,上記爆発火災事故を踏まえ,ヒドロキシルアミン及びヒドロキシルアミン塩類を新たに危険物として指定しょうとしています。又毒物・劇物については,毒物及び劇物取締法により,製造,輸入,販売,運搬,陳列等の取扱い全般について規制が行われています。昨日お話ししました高圧ガスについては高圧ガス保安法により規制されています。又,一般家庭の消費する液化石油ガス(LPG)については液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律による規制。火薬類については火薬類取締法により,それぞれ,製造,輸入,販売,貯蔵,運搬,消費等の取扱い全般について規制が行われています。また,特に法令上,施設・設備に係る,定期点検検査,危害予防規程の作成,保安資格取得者の定期講習など,事業者の適切な防災対策を促進しています。皆さんは、石油コンビナート等災害防止法をご存じでしょうか?。全国の各地で外国から輸入した原油を精製しガソリンや灯油、軽油、重油等の危険物等を大量に集積している石油コンビナート等については,石油コンビナート等災害防止法を中心に,消防法,高圧ガス保安法,労働安全衛生法, 海洋汚染及び海上災害の防止に関する法律等により総合的防災体制の確立が図られています。このうち,石油コンビナート等災害防止法に基づき,石油コンビナート等特別防災区域として33道府県にわたり85地区(平成12年4月1日現在)が指定され,当該区域について石油コンビナート等防災本部の設置,石油コンビナート等防災計画の作成,特定事業所における自衛防災組織の設置など,必要な措置が講じられています。すみません、時間がないので今日はこのくらいにします。