|
テーマ:Jazz(1961)
えびたい・ライブ。 海老で鯛を釣る、とういことわざがあります。 「エビのような小さいもので、タイのような立派で大きな物を手に入れる事」 以前にも、とあるジャズ批評のこだわりジャズの文章の中に書いた事がありますが、 「小さな努力で大きな効果」 って言葉が大好きな私。 当然、「海老鯛」、って、言葉も大好きです。(笑) 新潟を去ることになった、ジャズ友、こやぎだよしゆき、こと、八木義之さんの「八木義之 大感謝祭(笑)」は、先週の土曜日、ジャズフラッシュで敢行されました。 せっかく、お友達になれたのに悲しいなぁ。。とか、、しおらしい事をいってみたものの。。。あけてみれば、転勤という海老くんで、盛大なライブを釣り上げることができまた。(爆) これも、ひとえに八木義之さんの「人徳」のなせる技でしょう。。 月末なんですが、、どんどん、忘れるだけなので、ぶちゃけ、、書く。 八木本人がライブレポしてるので、参考にしながら、じわ~~~っと、思い出してきたものをかいちゃいます。音源でてきて、ちがっていても、ご愛敬! さて、告知後、一週間という短期決戦ライブでございましたが、豪華なメンバー、安価な価格設定、本人の人徳、とう、三種の神器のそろった感謝祭。 のほほ~~ん、とした、小春日和にも恵まれ、ライブ開始時には、満席。 参加ミュージシャンの人数以上のお客様が目標でしたが、なんなくクリア。 次回より、目標設定をもっと高くしなくちゃねぇ。。(呟き) ライブ前には、乾杯用の萬寿も配られ、何故か横浜げんき亭のチャーシューが並び、、なんだか、お得感の強いライブとなりましたぁ。 で、、なんせ、八木ブラザーズファンクラブ、璃事長なので、彼等の演奏を中心になってしまうことを許してくださいね。m(__)m 前途を祝福して、乾杯が終わると、まずは新潟の誇る「長沢好宏セクステット」で3曲。 まずは、テーマソングのようになってえいる「Moment's Notice」から。 リーダーのモダンでダンディなサックスから、ペット→トロンボーンとバトンタッチしてくうちに、観客の心も一気にテンションがあがる。ピアノのお姉さんが聴衆も演奏者も煽って、おぉ、ジャズのライブだぁ! 観客のそんな心をお見通しのような、3管のキメ。 ぐぐっと、捕まれてしまいましたです。 誰もが知ってる、「Killer Joe」。ベニーゴルソンの曲は、今風に思うとちょっと臭いけど、ジャズ魂をがっちり掴む名曲が多いっす。2曲目にして、ジャズフラッシュに集まった清く正しいジャズファンは身体の中から熱くなってきてるはず。行けっ! 最近、昭和歌謡をジャズ仕立てのアルバムがでてますが、我らがひばりちゃんの晩年の名曲「川の流れのように」。演歌のカテゴリーを大きく越えた名曲ですが、やっぱ、ひばりちゃんの独特の節回しが心に残る曲が、、、ジャズになってましたねぇ。 まぁ、でも、ここでも技ありの細木くん。良いところ、もっていきますよねぇ。 ホント、喋らなかったら、いい男なんだけどなぁ。(爆) 途中テンポがあがってからのトロンボーンも迫力ありましたぁ。 しかしね、、ずっと、長沢さんがリーダーだと思っておもりましたが、「一応リーダーのテナーサックス長沢好宏」には、会場、大爆笑。そんなところで、聴衆つかんでどうする、八木ぃ!(爆) と、前半の「八木ブラザーズ」に行く前に親交のあった仲間とセッション企画。 まずは、ドラムの板井さんにそのままのこってもらって、南雲麻美(as)、水口かずみ(p)東聡志(b)の加わったクインテットで「On Green Dolphin Street」。 いい加減な感じで始めたけど、まずはトロンボーンが快調に飛ばして、男勝りでおもいっきりの良い麻美姐御と、軽快でラテンフレーバーたっぷり煌めき感たっぷりのテンション高い水口ピアノ、そして、最近、ギターとデュオのアルバム出した、東ベースの歌うベースソロ。やっぱ、ベースソロって素敵☆楽しい演奏となりました。 そして、ライブが始まって約1時間?吹きっぱなしで酸欠状態の弟の休憩の為にも、うずうず状態の八木兄登場で、な・・なんんと、長沢テナーとチュニジアでテナーバトルとのMC。わぁ~い!! もう、ずっと琴線揺すぶり続けられて、私的にはどうにでもなれ、、状態でぇす。 後のことは考えず、死闘を望む(爆) 阿部ベース、板井ドラム、そして、ピアノはニ野明! この演奏はねぇ。。もう、奴ツボ。あの誰もが知ってる「てぃ~らあ、ティらティら…」がはじまったときから、興奮。そして、ユニゾンよろしく、先行、長沢テナー。 フィンガリングも素晴らしく、あくまで美しくアグレッシヴにしかしダンディに横のでかい護衛を挑発(爆)ホント、ジャズの素敵な香りが漂うテナーなんですよねぇ☆ そして、涼しそうな顔で、けなげに待ってるふりして、八木兄の後攻。 う~ん、ちゃんとやればできるんじゃん。(爆) 前回、今タクオテナーの時と同様、、非常に単純にわかりやすい行動。 同業サックスに排他的。そういえば、アルトの麻美さんにはジェントルだったきがする。 やっぱ、分かりやすい性格(爆) 信条である、やるべき事を考えずに行動に移す、、これを、実践でいく淀みないソロ。 振り切れながらもとても良く歌ってたと思うんだけど。 いやぁ。。ちゃんと戻れて?ママんは一安心。 この異常なテンションの高さの中で、思索的な音づかいよろしく、青く熱く二野ピアノ。すげぇ、不思議な空気。以前にもきいた事あるんだけど、二野さんって、ホント不思議な空気感なんですよね。散文詩みいたな感じなんだな。 さて、ラストに向けて戻ってくると、二人で呼応、、で、終わり直前、最後の1音かぱらって長沢さんが、お見事なカデンツァを決める。さすがぁ。。会場、おぉ、、って、空気。。 この時の、八木テナーの表情が、、非常にストレート。やっぱ、理性派、知性派はやめようね。(爆)攻撃は最大の防御なり。(きっぱり) 1セット目の最後。「八木ブラザーズ Ver3.1」 まずは、このバンドのお馴染み、「Four」。なんか、テーマソングみたいだよねぇ。 ユニゾンきめて、明るい音づかいで、軽快に弟トロンボーンが走り出る。 歌うような楽しい雰囲気と、力強さをたのしませてくれる。 この人のソロ聴いてると、浮き浮きとジャズ心が浮かぶのよねぇ。 バトンタッチで、兄。引き続き、絶好調。つうか、テンションあがってますからねぇ。。 いあぁ、、受け手たつピアノ、ベース、ドラム、、ご苦労様です。(あ、いつもの事かぁ) 確か(爆)バース交換も、ばっちりきまって、着地もお見事。わがまま兄弟の息のあった、わがままぶり。 続いて、「Sail Away」。この曲、すでに説明の余地も無いほど。何度、聴いても良いのですが、今回は、珍しく?兄弟の共演ヴァージョン。 ハレル、ロバーノ、って共演はありますですよね。 いつも、感じるのけど、弟の演奏にハーモニーつけたりするときの兄は、なんか、めちゃくちゃ優しい音なんですよね。そうえば、ロバーノも最初は妙に優しいから、そんな気分になる曲なのかな。ねぇ?いや、、世間はあなたを誤解してるわよねぇ。。でかいけど、優しいのよね(笑) ボッサのリズムにのせて、坦々と吹き上げるトロンボーンのソロ。 儚い夢や希望、そんな色彩を感じる歌心。 優しく、うけてはじまった兄のソロ。ちょっと涙が滲みそうにしっとりしてたんですけどねぇ。。やるじゃん。 美しく、麗しく、ピアノ細木嬢がまとめて、兄弟で戻って大円団に。最後が非常に綺麗だったな。 この二人を手なずけるのは、貴女しかいないわねぇ。 ショーターの名曲、「Black Nile」。いけっ!ぜってぇ、すべるな!(爆) まずは、弟、ダークに凶悪なフレーズを挟んで、凄む。(爆) ピアノを挟んで、気魄目一杯、フリーキィに鳴らし続けるサックスソロ。 脅し以外の何物でも無い。(きっぱり)う~ん、かっこいいぞぉ。 で、戻って、これて、よかったぁ。(再び心配したよ) いやぁ。。。面白かった。 これで、一セット目。。おしまい。 くっそぉ。。半分終わりかぁ。。。!! で、、長すぎない?(爆) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年03月25日 17時39分42秒
[超~私的戯言、じゃれ事(それでも、JAZZ)] カテゴリの最新記事
|