1955251 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

My Secret Room

My Secret Room

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

カテゴリ

カレンダー

バックナンバー

2024年11月
2024年10月
2024年09月
2024年08月
2024年07月

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2009年12月04日
XML
テーマ:Jazz(1977)
カテゴリ:JAZZ
AX




新潟の冬は、大抵、人の幸せを脅かすように突然激しく降る霰で始まる。
だから、あんなに嫌がっていた私にも、、霰と一緒に冬が来た。
あっという間にとけちゃうけどね。
そう、、人知れず刺さった小さな棘は、なかなかとることができない。
霰みたいにあっという間にとけちゃえばいいのに。檸檬ドロップみたいにとけてなくなれ。
大きな棘は意外と簡単に抜くことができちゃったりするけど、、深く刺さった小さな棘はなかなか抜けない。
みんな、、そっと痛みをこらえて、、自分の一部になるのを待つよね。

素敵な音楽は気持ちだけでなくその場の空気もかえてしまします。
イタリアンチェットと呼ばれることが多いパオロスレス。わたくし的にはマイルスの知性と雲上の歩行法、そして野心を持った静かな人だと思ってる。チェットの持つ世捨て人的なアンニュイな感じとはまたちょっと違う気がするンだけど。。まァ、こんなん個人の感覚だからどっちでもイイかナ。(爆)
ベテランらしく、引き出しの多い人です。多作です。
そして、ラルフタウナー。タウナーのファンはコアな人が多いので、あんまり語るとボロが出る。(笑)
オレゴンで有名な彼ですが、わたくし的にはECMのSolstice であったり、ピーコックとのデュオ「Oracle」 、「A Closer View 」だったり。そっか、ベボフェラがイタリアのタウナーって言われるのは、このデュオのイメージが強いからかもしれないですね。ベボフェラもダラポルタと静寂なデュオアルバムだしてるものね。
ウィーンで本格的にクラシックギターを習った、クラシカルで品格の高いアコースティックサウンドを提供してくれます。いわゆるハードバピッシュな熱いジャズからは遠く離れていますが、これもジャズ。心は広く持つ方がお得。
タウナーの曲を中心に2人で名前を連ねたものもあります。そして、涙が出ちゃうBlue In Green。

オープナーからそのスペイシーな空間使いに心を持って行かれる。天空から落ちてきた星の煌めきを感じるタウナーのギターに誘われてふわりと浮かぶフレス雲。夜の空を漂いながら星の煌めきに身を任せる。
その後も、そんな極上な折り重なり、重なり合いが続く。時に離れ時に平行、相手との距離感を楽しんで囁きあう。時間の感覚がなくなってしまう2人の演奏。つづれ織り。

5曲目、、ギターが込める想いが静かに形になり始める。そぉぉと、放たれた吐息はBlue In Green。
この世の嫌なことを全て忘れてしまいそうになる自分。エヴァンスも嫉妬しそうな美空間。わたくし的白眉。

ほんの少し温度が上がったDoubled Up。アップテンポになるとフレス節が耳に聞こえてくる。
仄暗い曲でも青い炎が絡み合う。

最後2曲はかなり即興的なスリリングな展開。この辺はフレスは得意中の得意。
今回ノイジーなサウンドは少なめですが。
天上の音楽が最後を飾るは、暗くさまよう心の闇。
心の闇から解放される人間なんているわけない。
最後の音が消えた後でも心の中に響き続ける音。。

光輝くようであり、闇の中に吸い込まれるようであり、、不思議な空間。
聴く側の感性を静かに揺さぶり続けることは間違いない。
ECM初登場のフレスはその多彩な部分をぐっとタウナーに焦点を合わせて、アコースティックな極上な空間を造ってます。
この世界は浮き世の憂さとは無関係のわたくし的な天地創造な世界。
森に住んでる君、、、きっと気に入るに違いないンだけどな。。

1.Wistful Thinking
2.Punta Giara
3.Chiaroscuro
4.Sacred Place
5.Blue In Green
6.Doubled Up
7.Zephyr
8.The Sacred Place (reprise)
9.Two Miniatures
10.Postlude

Ralph Towner (classical, baritone and 12-string guitars)
Paolo Fresu (trumpet, flugelhorn)


ええとね、昨日も砂丘館に行ってきました。今回は2セットだった。至福♪
ファビオさんの情景が浮かんで来るようなオリジナル曲の演奏も増え、うっとり。
森さんの3歳の息子さんのあんよの曲は、子ども可愛らしさと嬉しい親心が滲んでてホント楽しそうだったな。
そう。。ウエスの曲は家で独りで聴くときは単純に一緒に声だして歌ってしまうのだが(ホント)、思索的なソロでよかったな。
と、、まぁ、実はライブのこと書きたかったりするのですが、、
ファビオさんと少しお話ししたとき、クランツの話題でこのブログのこと言ってったのだ。
森さんによれば、ファビオさんは日本語がかなり上手らしい。。
やばい、、勘違いの多いわたくしの音楽日記はやはりできれば、、日本語わからない人のことだけにしたい。(^_^);
って、冗談なのですが、嬉しい情報も得たので楽しみに待ってることにして今回はこれでおしまい。
最後のライブは、日曜日の東京はインエフです。

そして、イタリアの焼き栗はじめて食べた。家で作れないかな。。ってか、作ってみたい。栗さん跳ねるかな。。
で、気分がよくなって、お腹がすいて、某女史のおすすめイタリアンに行ったけどだめだった。
でも、おかげさまで、何故か2人で気になっていた不思議なお店で美味しいお料理食べルことが出来たよ。幸せ。

焼き栗、焼き栗、、やっほぉ。
どなたさまも、素敵な週末を♪
って、ことで、ゆるゆる退散♪





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2009年12月04日 21時28分36秒



© Rakuten Group, Inc.
X