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なめこ先生の我ら食べ鉄道中記

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2022.08.07
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カテゴリ:駅弁
人吉遠征から一旦戻ってきました。来週からの北陸遠征、豪雨で北陸本線や羽越本線が寸断されているため、当初計画していた乗り潰しは変更を余儀なくされるかもしれません。YKKのコーヒーや黒部峡谷鉄道のトロッコ、越美南線→越美北線の乗り継ぎ旅についてもおそらく遠征では・・・。9日以降のJR西日本の運行計画を待ちたいと思います。

さて、今日は遠征で食べてきた鮎ずしになります。鮎ずしは栗めしと並ぶ人吉駅弁の名物です。また、栗めしと同じく全国的に名前の知られている一品であり、遠征に行ったら食べておきたかった駅弁の筆頭でもありました。鮎が獲れるということは、川の水がきれいなことを意味するので、お酒や食べ物が美味しい場所でもあるんですよね。その代表例が球磨川流域の町であり、こういった清らかな環境が鮎だけでなく鰻や球磨焼酎といった名物も生み出しました。人吉の鮎ずしは、2018年の阪神百貨店の駅弁大会で苦労して整理券を入手して食したほどで、食事というよりかはお酒のつまみとして堪能して以来です。

鮎は英語でsweet fishと呼ぶように香魚の異名を持ち、川魚の女王として、その味はさっぱりと上品なものなのです。今回の遠征は、昨年の取材でお世話になった多良木にある保育園の訪問が目的で、終わってからの楽しみとしてブルートレインで食べてきました。



先ずはパッケージから。1958年の発売以来、そのデザインはほとんど当時のままで、昭和中期のレトロな雰囲気がたまりません。写真の鮎は絵ではなく本物で、視覚的にも分かりやすいものになっています。容器は竹を模したプラスチック製のものがこれも発売当初から使われているもので、食べ終わった後は再利用ができます。管理人は鉄道グッズ入れや筆記用具入れに活用しています。



4年半ぶりのご対面です。鮎ずしの作り方や鮎の仕込み、酢飯の調合については、黒霧島(クロキリ)の醸造元である霧島酒造のHPにそのこだわりや仕込みの様子が詳細に書かれています。参考にどうぞ。

霧島酒造「九州の味とともに秋」
https://www.kirishima.co.jp/aji/2011/autumn/35/03.html

上述のプラ容器の中に入っている寿司は、はらわたを取り出して塩漬けにし、酢で〆た鮎を4等分に切ったものが上に乗ります。お弁当1箱で鮎1匹分です。お米は地元産のものを使っている他、付け合わせの椎茸の煮物が最近になって増えました。鮎と酢飯の間にはわさびがあらかじめ塗られていて、これに添付の醤油をかけて食べます。みずみずしさを感じることができると同時に、川魚の独特な味もありますので、これに合わせるお酒としては、やはり地元の球磨焼酎(米焼酎)をチョイスするとよいでしょう。鮎の味を活かすために、地元のお米を昆布だして炊いているのもこだわりのポイント。生臭さが出ないようにとにかく細やかな配慮がされているのです。

このお寿司、本当に焼酎との相性は抜群です。水割りでややアルコール分を高めにしておきましょう。鮎の旨味が生きてくる大人の味が堪能できます。中骨や小骨を取ってから仕込んでいますので、寿司自体は食べやすくなっています。

価格は以前は栗めしと同じく1200円したのですが、ここ最近は生産量を絞っていることもあるのか1000円と少し買いやすくなりました。これはありがたいですね(^~^)。くま川鉄道が昨年の11月から部分復旧(肥後西村~湯前)で戻ってきただけに、やはり球磨地方には鉄路は欠かせません。そのお供としての駅弁、これは是非買って頂きたい逸品でした。





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最終更新日  2022.08.07 09:32:29
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