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2009年09月02日
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カテゴリ:胆道閉鎖の三女
きのう、三女(小1)が、クラスのお友達3人と一緒に帰ってきた。

3人とも保育園からのお友達。

そのほほえましい光景に


「送ってくれてありがとうね・・・」


とお礼を言うと、状況はそんな平和なものじゃなかった。

しっかり者のSちゃんが、


「きのう、かえりに2ねんせいの男の子にいじめられてたの、だからきょうはいっしょにかえってきたの」


どうやら、三女が男の子にいじめられていたのを見かねて、一緒に帰ってきてくれたのだとわかった。

3人を見送ったあと、家に入っても、たしかに三女の元気がない。


最近、次女(小4)も、同じ学年の男の子から、”お前の妹キモイ”と言われたらしい。

三女の言葉の遅れが、こんなに早く、しかも上級生のターゲットになるとは、正直思っていなかった。

こういう場合、どう対処したらいいのだろう。

大事(おおごと)にはしたくないが、それなりの対応を学校に求め、児童に対して問題提議することにおいても、声をあげることは、保護者のひとりとしての義務かとも思う。



今朝、「がっこういなかい・・・」と三女。

その言葉が、怠け心からではないだけに、どうしてやったらいいのか、ガラにもなく三女を見つめたまま体が動かなくなる。

いすに座ったまま三女を抱っこして、「かえってきたらカルタやろうか」と言うのが、唯一浮かんだ解決策だった。

「うん・・・」と返事をして、どうにか服に着替えて、ランドセルを背負った三女は、次女に促されながら、アパートの階段を下りて行った。

通学路に見えたほかの児童の姿に、三女が足を止めてしまったとき、私は少し強い口調で「早く行きなさい!!」と声をかけた。

その声に、反射的に歩き出した三女は、こちらを振り向かなかった。



この先、どこへ行っても、いくつになっても、人間関係から逃げて生きるわけにはいかない。

三女の砦になって、見守っていく覚悟を新たにした。






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最終更新日  2009年09月02日 09時43分46秒
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