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2年前、身も心も限界で夫の元を飛び出し、彼の常軌を逸した言動について、手当たり次第に本を読んだ末、最初に疑ったのが、この「境界性パーソナリティ障害」でした。 昨夜、NHKでこの問題を扱った番組をやると知り、テレビに釘付けになりました。 番組では、「自殺と障害の関係」を主にとらえていましたが、その心因となるのは
見捨てられ不安
普通の人には理解できないレベルの”見捨てられ不安”が、彼らの感情を支配しています。 出演した、松沢病院の医師も 「遺伝や文化の影響もあるが、忘れてならないのは、養育環境に大きな問題があるということ」 と言及されていました。 そこで、夫です。 まさにこの”見捨てられ不安”からくる、依存と怒りを軸に生きていると思いました。 番組の中で、自傷行為を繰り返し、この障害と診断された娘さんが出ていましたが、彼女の母親は、娘がこの病気になった原因のひとつに、自分との関係が含まれていることを、まったく自覚していないように見受けられ、私は怒りすら覚えました。 子供が愛情飢餓に陥る原因は、母親が自分で解決すべき問題を、未解決のまま子育てをしているということです。 障害を発症した本人は、親の未解決問題を、母親の手で背負わされた”被害者”だと、私は考えています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年03月04日 18時46分16秒
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