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三女(小3)が、 「ひとりで公文に行く!」 と言い出した。 今までは、学校から帰宅した三女を、車やバイクで私が送っていたが、次女(小6)やほかの児童のように、学校から直接、公文の教室に行きたいというわけだ。 きょうは、その初日。 学校の裏に回って、三女が校門を出てくるのを待つ。 出て来た! 見つからないように、駐車している車の陰に隠れて、通過するのを車のウインドウ越しに確認。 第一関門の、”歩行者用信号のある道を渡る”のを、遠目に見届けたあと、自転車で少しずつ距離を詰めていく。 なんとしても見つかってはいけない。 三女の自立心に水を差すと思うからだ。 第二関門の”二股の道”で、三女は立ち止まった。 キョロキョロして、明らかに迷っている様子だ。 じーっと草葉の陰から見ていると、三女は”あっ”という感じで、正しい道を進んで行った。 その先には、最後の、そして最大の難関”信号の無い道を渡る”がある。 そこを安全に渡れるかを、見届けなければならない! 三女の姿が、ブロック塀で見えなくなったタイミングで、すばやく塀の裏に移動して、道路を渡る三女を見ようと思ったら・・・いない。 すでに道路を渡り、すぐ先にある教室に入ったようだ。 とりあえずホッとしてアパートに戻り、紅茶を飲みながらテレビを観ていたが、ふと”本当に、教室に入ったんだろうか?”。 不安になり、すぐさま教室に電話すると 「はいはい、ちゃんと着いてますよ」 という先生の言葉に、ようやく緊張がほどけた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年04月22日 17時02分18秒
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