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テーマ:日々自然観察(9872)
カテゴリ:自然
さて、エゴノキ。
丸い実がたくさんついていますが 枝先に、それとは似ても似つかないバナナの房状の、何か(笑) これは・・ 既に野鳥大好きさんが答えて下さったように エゴノキの実ではなくて 「虫こぶ」「虫えい」「ゴール(gall)」と呼ばれるもの。 虫こぶは、いろんな植物で見られますが 昆虫や細菌などがその植物を拠り所とする際に 植物に働きかけて、自分の都合のいいように変形させてしまったもの。 葉に妙なふくらみが出来ているのを見たことない人はいないんじゃないかな。 そうした虫こぶの中で 植物寄生性の昆虫たちは雨にも風にも当たらず 食べ物はいつもそばに~~という快適な暮らしをしてる。 エゴノキにできるバナナの房みたいな虫こぶは 「エゴノネコアシ」と呼ばれています。 バナナの房にも似るけど、猫の足にも似てるかな・・。 で、これ↓・・うちの黒猫くくのネコアシ(笑) エゴノネコアシを作るのは 「エゴノネコアシアブラムシ」という、アブラムシの仲間。 エゴノキの新芽がこのアブラムシの刺激で増殖・肥大して 猫足状の大きな虫こぶに。 春からだんだん大きくなったエゴノネコアシは 7月頃になると役目を終え アブラムシたちは飛び立っていなくなります。 この時期に見るエゴノネコアシの先端には アブラムシが出て行った穴が開いています。 アブラムシはどこへ行ったか・・・ それまた後ほど・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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