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カテゴリ:浄化とは
「逃げるな」「甘えるな」 とても多くの方々が、この声に凄まれ、迫られ、追い詰められています。 かなり浄化の進まれた方でも、最後にこの声がガンっと立ちはだかって 立往生されていたりします。 「逃げるな」「甘えるな」 それはまず、外側の声として、 肉親や先生、先輩、友人といった方々を通して、繰り返し語られ 複雑な感情とともに、聴くことが多いでしょう。 やがてその声は、自分の内側で、確固とした存在感を持ち、主張し始めます。 24時間つながっている、インターネット回線のように いつも、自分がどこで何をどうしようとしているのか?を見張っていて 楽なこと、消極的なこと、断念すること等を選ぼう・・とすると 「逃げるのか?また自分を甘やかすのか?ダメなヤツになるぞ!」 と声高に責めたててくるのです。 自分の力(意思・努力・知力・体力・行動力)で、目標(夢・理想)を達成していく。 まさに痛快なサクセスストーリーですね。 長い間、このような生き方が正しいとされ、 このように生きましょうと教えられてきました。 親から子へ、子から孫へ、その教えは伝えられてきました。 その教えを守れる者は、承認され、注目され、尊敬され どうしても守れない者、挫折した者、守る気のない者は、 役立たず、落ちこぼれ、ダメなヤツ、と烙印をおされ、見放されてきました。 社会的集団生活を行っている人間として、この限りある物質の世界で 何を得て、どう生き延びていくかがテーマの意識状態にあっては、 見放されてしまうこと=存在を否定されることでした。 社会、属する集団からそのように扱われることも、辛い体験ですが 何より苦しいのは、自分で自分の存在価値を否定してしまうこと。 そうなってしまうことへの強烈な恐れが、その声にパワーを与えています。 そのような体験を、集合意識として充分に体験してきた私たち。 そろそろ、次の体験へ入っていく時です。 慣れ親しんだやり方は、愛着があるかもしれませんし、 最期の砦を手放したら、自分はどうなってしまうんだろう? と恐れや不安を感じる方もいらっしゃるでしょう。 もちろん、まだまだ自分の力で頑張ってみたい方々もいらっしゃるはず。 皆さまそれぞれに、最適のタイミングがあります。 期の熟した方々から卒業していきましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.10.29 10:49:31
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