蟻の目と鳥の目
添い寝落ちしまくって、書き貯めてばっかり・・今日こそはアップします!以下、火曜日の日記です。笑----------------------------------------最近は、事務局の仕事も少し慣れてきたので、マドレボニータの活動をもっと普及すべく、法人営業に力を注いでいます。今日も、営業先に行ってきたんだけど、(営業先っていうとなんか冷たい感じがしていやねー)そこでお話させてもらったおばちゃんが、話のわかるおばちゃんで、なおかつ、とても大事なことを言っていたので、以下、簡単に覚え書き。***********日本は社会で子どもを育てるという意識が(欧米に比べて)薄いということ。そして、妊娠出産を女性の問題に閉じ込めようとする傾向があること。その方は、原因を下記のように考察してた。欧米は、それこそフェミニズムとか、公民権運動とか血を流して権利を勝ち取ってきたという背景があるので、現在においても、当たり前のように社会全体が子どもを育てている。ダイバーシティにおいても、制度が一人歩きしているのではなく、本当に個人の意識レベルに落ちている。一方で、日本はただそれを”制度”として輸入してきたもんだから、頭で考えちゃってる。ダイバーシティー重要だよね、とか、女性の活用、大事だよね、とか。***********なるほどー。言われてみれば確かに・・!と思った。日本の施策や制度を見ていると、私はたまにそれが偽善に思えて仕方ないときがある。あくまでお母さんのサポートっていう域をでない。結果、とりあえず何か作って(託児所とか)、社会的弱者というくくりの中で、あとはがんばってねー!と個人の努力に任されている。子どもが産まれたら、暗黙の了解という感じで、「ハイ、お母さんがんばってねー」と、母親にすべての子どもの世話を任せる、それが普通、ってなってることがやっぱり多いと思う。子どもを社会で育てようとする意識が日本はまだまだ欠けている。そんな日本だからこそ、マドレボニータの活動は”子育てを母親だけのものにしない”、活動をすることによって社会に意見を提言していて、こんな日本からするととても先駆的だと思った。最近は、どうしたらマドレボニータの活動を広められるか、と現場にはりついていたもんだから、すっかり背景にある文脈の存在を忘れていた。やっぱり現場だけでもだめで、背景にある大きな流れだったりを把握するって大事だなと今日のおばちゃんの話を聞いてそう思いました。と、真面目な話をした後で・・・火曜日は、フランスに留学行ってた友達が帰ってきたので、みんなでお帰りなさいピザパーティーをしました。ピザに配達にきた店員さんが、Dragon Ashの降谷けんじに似てるって言ったら、みんなでゾロゾロ見に行った。笑「似てねーし」ってキレられた。お産の話になって、「悪露」の話をしたら、みんな知らなかった!そーいや、私も妊娠中期まで知らなかった。助産院のトイレに、「悪露のついたナプキンは捨てないでください」って書いてあって、なんじゃこりゃ?てか何て読むん?ってところから知る。なんでそういう情報って産むまで知らされないんだろう?ってみんな不思議に思っていた。あとは、結婚の制度っていかがなもん?というテーマだったり。フランスは結婚せずに子どもをもったり、一緒に暮らすって結構多いみたい。おもしろかったのは、さっきまでキャーキャー男の子の話で盛り上がってたのに、こういう真剣な話になってもナチュラルに会話するところ。そうゆうところが好き。あー楽しかった!もう恋愛ネタは提供できなくなってしまったけど、みんなのを聞いて、楽しむよ。