そうめんと冷や麦
そうめんの美味しい季節になった。思えば、去年の今頃は、抗がん剤の副作用で、口内炎がひどく、味の濃いもの、熱いもの、冷たいもの、などが食べられなかった。そうめんや冷や麦も同じで、麺汁が口内炎に浸みたりした。が、今は、口内炎が軽くなっているので、そうめんも冷や麦も、濃い麺汁とネギや茗荷の薬味で食べることができる。ありがたいことである。ところで、そうめんと冷や麦は何が違うのか?いつも思っていたのだが、ネットで調べてみた。以前は、麺を引き延ばしたものを、そうめん麺を包丁で切ったものを冷や麦、と区別したそうだが、JAS規格では、直径1,3mm未満の麺をそうめん、1,3~1,7mmの麺を冷や麦、と規定しているという。そして、子供の頃の想い出は、色の付いた麺だ。赤や青に着色した麺が数本入っていて、姉弟で取り合いをしたものだ。なつかしい。