|
カテゴリ:It's America?!
ここ1週間ほどずーっと食べ物の話ばかりしているわけで、そんな場合、次に気になり出すのは、財布と服の中身です。まぁ、私の場合、財布には穴が開いているので、今更気にしてもしょうがないとして、服の中身はちょっと気にした方がいいかもなー。
というわけで、久々に体重計に乗ってみたんですが。予想通りでした(こんなの予想があたっても全然嬉しくない)。(どうでもいいですが、ヘルスメーターって和製英語だったんですね。全く通じませんでした。日本のカタカナ言葉は和製英語の場合も多いんで迂闊に使うと、ときどき危険です)。 健康上と計算上の理由から、45キロを維持したい(って、こんな公の場で体重を書くのもなんだかなーって感じですが)。なんせ、ちいこいですから、これで標準なんです。んでもって、日本から体重計を持参するほど用意はよくなかったので、体重計がポンド表示です。ポンドで表示されても、自分が以前より太ったんだかやせたんだか、さっぱり分かりません。でも、1ポンド=450グラムですから、45キロだと100ポンドきっかりで、自分の体重を量るのに計算機使わなくていいんです。 微妙に増えちゃったりすると、もう自分が何キロなんだか分からなくって、パソコンに戻って計算機で計算しなくちゃいけないという。アメリカ人は、みんな、こんなめんどくさいことをやってるのか?と密かに呆れたのですが、よく考えたら、呆れられるのは私で、こっちの人は、昔からポンドで暮らしてるから、計算機なんかいらないんでした。 それにしても、ポンドにヤードに、ファーレンハイト、未だに全然慣れませぬ。メートル法って便利だなー。摂氏0度における1立方センチメートルの水の重さが1ミリグラムなんですよ。全部一回で覚えられる、なんて美しい単位なんだ。 こっちの人はヤード・ポンド法昔から使ってるから不便じゃないのかなぁ? いや、ホントは不便なんじゃないかな。と思うのはですね、友人とステーキ屋さんに行ったときのことなんですが(ってまた食べる話だし。ちなみに、例の牛さんの問題はまだ起きてない頃でした)、お肉の表示がオンスでした。 ポンドでもようわからんのに、オンスはましてや、です。まぁ、でも、1ポンド=450グラムだから、1ポンドは何オンスか分かれば見当がつくぞ、と思ってですね、ウエイターさんに「この肉の量がどれくらいか知りたいんで、1ポンドは何オンスか教えてくれない?」って訊いたわけです。そしたら、彼も即答できなくて(わーお)、ちょっと訊いてくると言ってその場を立ち去ってしまいました(後で、グラムで教えてくれましたが)。 調べたら、1オンスって1/16ポンドでした。それにしても、この16っつう微妙な数字は一体どこから出てきたものやら。その上、オンス自体が4種類もあって、そのうちのいくつかでは、1オンス=1/12ポンドでした(おーい)。 なんつうか、複雑怪奇なのは、法制度と時間制度だけじゃなかったんですね。ホントに、こんな複雑な制度でよく普通に生活できるなーとアメリカ人を密かに(まじめに)尊敬してしまう今日このごろでした。いじょ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004/11/11 08:42:03 PM
コメント(0) | コメントを書く
[It's America?!] カテゴリの最新記事
|