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テーマ:食べ物あれこれ(49782)
カテゴリ:食べることっ
1月1日に食べたDungeness Crab、どうも今ひとつ不本意な気がしなくもなかったので、近いうちに自分で茹でて食べてみるぞ、と思ったわけですが、よく考えたら、これ、今年最初の決意でありました(まったく、こんなで今年の私はダイジョブなのか?)。
今年最初の決意だから、実現させないわけにはいきません(つーか、私が、食べ物のことでそのままにしておくわけなかった)。一人で一ぱいじゃ、ちと多いかなぁ、と思っていた私は、人を巻き込むことにして他に声をかけてみました。そしたら、なーんだ他にもいんじゃん、同じようなこと考えてる人達。 というわけで、夕刻、事務所の近くのPike Place MarketというSeattle名物のマーケットに蟹を買いに行ったわけですが。ここ、魚介類系のお店で有名な筈なのに、なぜか、殆どのお店で売っているDungeness Crabは、既にボイルド済みのものばかり。おっかしーなー。普通、ワシントン州の名産だったら、Live物売っててもいーよねーと思いつつ、各店で、「調理してないものはないのか?」と訊いていたら、「生を扱ってるのは、あの店だけだよ」と教えてくれて。なんで、この規模の市場で1軒だけなんだ?と思いつつ、そのお店へ、とっとこと。 そこで、ちと頓珍漢な会話をしているうちに、その理由が分かりました。要するに、蟹を自分で茹でるという殺生が嫌なんですね。そのお店で、「生が欲しいんだけど」と言ってるのに、「調理済みがあるから」って薦められて、そのうちに、「自分達にkillして欲しいっていうのか?」みたいな話になっちゃったんで、それが分かったんですけど。売ってるお店の店員さんですら、嫌みたいです。そいや、オーストラリア(だったと思うんだけどうろ覚えです)、生きてる蟹をそのまま焼いたり茹でたりする調理方法は法律で禁止されてるという話聞いたことあります。考え方って色々あるもんですね。「いや、自分で料理するから」と言って、無事売ってもらいました。 で、茹でたんですけど、これ、こないだより全然うまいじゃんっ! だいたい、この前食べた奴、味噌なんか影も形もなかったんですけど(多分、捨てられてしまったと思われる)、この蟹、味噌も、うみゃーっだっ。身も甘くてうみゃーだっ。しかも、これ、胴体がずんぐりむっくりだから、身がぎっしり詰まってるんです。胴のとこが足より美味しかったっ。 しかもお値段もとーってもリーズナブル。1ぱい2ポンドくらいなんですけど(約1キロ)。2はい買って22ドルです。こないだなんか、半分で13ドルくらいしてたと思うんだよなぁ(まぁ、レストランだからしょうがないけど)。ちょっとこのリーズナブル感を出すために、珍しく写真撮ってみたんですけど、隣にマッチ箱とか置かないと全然大きさわからんじゃん。お皿がだいたい普通のお皿の大きさだと思ってもらえるとだいたい分かるかなぁ?? やっぱり、魚介類は、自分のなじんだ方法で調理するってのが自分の味覚に合うんだってことがよっく分かりました(Pike Place Marketで売ってた調理済みのやつ、ちょっと試食させてくれたんだけど、それは、こんなに美味しくなかったし)。これなら、一人1ぱいでも、十分いけるじゃん(と密かに不穏なことを考える私なのだった)。 ところでですね、昨日、寒いよーという話と共に、明日、友人と蟹パーティする予定なんだけど、大雪だって言ってるから(あ、結局振りませんでした)、蟹の水揚げないかもしれないし、そもそも道路がどうなるか分からなくて心配だっつーメールを、母親と妹に出したらですね、それぞれ、「蟹は身体ひえるよーだ」っつー返事をよこしてですねっ、全く、同じことばかり考える家族ですよ、ほんとに、もー。 調理前の状態。わりと地味な色してます。 調理後。胴体だけで私の両手くらい(私の手ちっこいけど) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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