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テーマ:本のある暮らし(3190)
カテゴリ:It's America?!
東海岸、日本の本が手に入りにくいと嘆いてましたら、意外な伏兵が潜んでいました(って、この「伏兵」という使い方はちょっと違うと思います)。
どうも、この辺り、本屋が少なくて、かなり車で走らないと本屋に行けないんですけども、本屋に行ったら、とりあえず漫画のコーナーを見に行くどこに行っても同じ行動をとるわたしです。 こちらの本屋に、日本の漫画の英語翻訳版がずらっと並んでいるのは、以前にもちょっと書いたかと思うのですが、Virginia、更にその上を行っていました。英語翻訳版ではなく、日本語版が、普通の漫画のコーナーに他の英語翻訳版と混ぜておいてあるのです(日本語の漫画が別のコーナーになってるのとかならまだ分かりますが。一緒のコーナーなんです。しかも複数の本屋で)。しかも、私には、なぜその漫画? というのが分からないタイトルが多かった(最近の若手の人のは分からないからなぁ・・・)。 一番目についたのは、「僕は妹に恋をする」がずらーっと並んでたことかなぁ・・・。私、この著者の作品は読んだことないですが、どちらかのサイトで取り上げられているのを見たことあります。結構受けているらしかったです。ほかにもいくつか日本語版がそのまま並べてあったんだけど、タイトル忘れちゃった。どうせならメモってくるべきだったなぁ。 これってどういう購買層を想定してるんでしょう? 日本の人向け? それとも、日本語を勉強しているアメリカの人向け? でも、日本の人向けの本を、この辺りの郊外の本屋にちょこちょこ置いても、それほど効率的じゃないと思うんですよね。そしたら、日本語を勉強しているアメリカの人向けなのかしらん。でも、なーそういう人が漫画コーナーにまっすぐ来るのかなぁ?? それにしても、今、この作品について検索してちょっと思ったんですが、ストーリー、アメリカの基準的に大丈夫なのだろうか、という余計な心配もしてしまいますが。扱っている店員の人が、中身が分かるとはあまり思えないからスルーしちゃってるんだったりして(日本語が読める人はそんなに大勢はいないだろう)。 こっちは、とにかく、一般の場でのいわゆるsexualな表現に対する規制は厳しくて、こっち来て、普通のレンタルビデオ屋さんや、普通の本屋さん、またはコンピュータゲーム等でいわゆるアダルト物というのを見たことがありません(って、この作品は勿論アダルト物じゃないから、それと比べちゃいけませんが)。あんまり不思議なんで、こっちの人に訊いてみたことあるんですよ。絶対、需要はあるはずなんだが、どこにあるんだ?って(って、そんなことを訊くなよな)。そしたら、そういうのは、普通の子供が見られないような特別な店に集まっているとのことで、探さないと分からないらしいです(さすがに、わざわざ探すほどには興味がなかったっす)。 インターネットでも、子供がそういうポルノ等子供に有害なサイトを見てしまうことがないように規制することを義務づける法律が一旦制定されて、この法律は、表現の自由を過度に規制するので、違憲だという最高裁判決が出たりしているのですよね(まぁ、インターネットで子供に対する発信だけを規制しろと言っても無理だろーねーと思うので、まぁ、表現の自由は過度に規制されるよね)。 まぁ、でも、日本の漫画で云々言うんだったら、Seattleの紀伊国屋だって、そうなっちゃうか(あんまり過度に露出度が高いものはあんまり見かけなかった気がしますが)。 というわけで、ますます興味がわいてきたので、今度、日曜日辺りに、どんな人が日本語の漫画に興味を持ってるか、ちょっと見ててみよう(って、あんたはそんなに暇なんかいって感じですが)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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