カテゴリ:bicycle
日曜日は、長男のお嫁さんの妹さんが大阪にやってきたので、その見送りに伊丹空港まで行ってきました。
お嫁さんは器量良しで、穏やかで強い芯を感じる女性です。 美人三姉妹の2番目の妹さんが、友達の結婚式で大阪に来ました。 土曜日に式・披露宴などがあり、お昼の便で帰ります。 空港は自転車で10分ほどの距離なので、一緒にお昼を食べて見送りする予定でした。 夜明け前に起きればバイクでひとっ走りしようと思っていましたが、目が覚めた時は外が明るかったので、早朝自転車にしました。 荒木村重・有岡城コースにしました。 有岡城は、日本の城作りには珍しく惣構えの城でした。 中世ヨーロッパ都市国家と同じように、南北1.6km・東西800mの都市全体を城域に内包する形です。 子供の頃から、同じ摂津の商業都市・堺を見てきたので、堺の都市国家に習ったのかもしれません。 まず惣構え北の守り「岸の砦跡」の猪名野神社を訪問しました。 土塁がそれとわかるように残っています。 多分当時は2倍ぐらいの高さだったのでしょう。 北側の川が流れる道と西側のバス道は、堀跡でしょう。 東側は段丘なので、自然の崖で守られています。 次に西の守り「上臈塚砦」。 それに向かって自転車を走らせます。 南に向かって少しずつ下がっていきますが、西側とは明らかに高低差があります。 今は道路などで緩やかな坂に削られていますが、東側の段丘から続く丘の地形を利用し、西側の丘の切れ目までを城域としたのが分かります。 この砦跡は、信長勢に落とされた時に虐殺された女子供の霊を祀ったお寺の敷地内になっています。 この日は訪問せず。 続いて南の守り「鵯砦」。 ここが確認できないんですよね。 この日の目的の第一は、ここの確認です。 ここも東のJR線に向かって大きく下る場所にあり、南側も勾配を増して下ります。 周囲から高くなってる丘全体を城域にしています。 今までは適当に探索していただけですが、この日は念入りに探索しました。 自転車を押して、路地の奥まで入りどん突きの民家まで行ったりしましたが、結局確認できませんでした。 「ひよどり公園」という小さな公園があり、周囲を探索した地形や高低差を考えても、すぐ近くだと思うのですがありません。 2つの砦跡が、他所の城跡同様神社とお寺になってるのに、最後の1つが行方不明です。 日本人気質から考え、祠ぐらいは建ってるのが普通です。 村重が滅んで以降も、酒造りの町として栄えた街域です。 多くの死者を出した砦を、何も残さず他に利用するなど考えられません。 公園の隣が大きめのマンションで、この塀の中なのかな?それとも周囲の民家の庭にひっそりと守られているのかな?縁のある方が代々守っている気がしてなりません。 この日はJR駅前の天守閣には寄らずに家に戻りました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011/04/07 04:50:28 PM
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