表参道の女性FP　のりくにﾌｧｲﾅﾝｼｬﾙﾌﾟﾗﾝﾅｰ日記

　滅多に連絡してこない父から
　母（66歳）がおかしな行動をした、とメールを受けました。
　
　朝から夜にかけて目を離せない状態だと。
　
　前日までは全く普通に過ごしていたとのことで
　父も動揺を隠せない様子でした。

　夫の懇意にしているお医者様（遠方の病院院長）に
　ことの詳細を伝えると、
　「急性硬膜下血腫」の疑いを教えていただきました。

　ネットで調べると、外傷によるものと書かれていました。

　母との会話で以前、派手に転んだという話を聞いていたので
　「これだ！」と思いました。
　
　急きょ、電話で実家近くの総合病院でCTをしてもらえるよう
　日曜の朝でしたが手配をしました。

　病院側の配慮のおかげで
　両親が到着したら、すぐCTが受けられたようです。

　結果、CTや問診などでも脳内の異常は
　見られないとの所見だったようで、

　父からは「脳に異常なし、安心した」とメールが届きました。
　（そう思わずにはいられない心境なのだと思います）
　
　なんだか不安でしたので、電話で病院に電話をして
　担当いただいた先生に直接お話しを伺うことができました。

　父よりは詳しくお話を伺いましたが
　結論は父からのメール通りでした。

　
　脳内に異常のないことで、ひと安心したものの
　逆に、異常な行動の原因が見つからないという点で
　不安がぬぐえませんでした。　


　電話やメールで父と連絡を取り、
　父一人では不安なようなので
　同じ県内に住む妹夫婦に駆けつけてもらったりしました。

　このとき、わたしの脳裏に「認知症」
　という言葉が浮かびました。

　・・・続く