能登線には夏だけの駅が2か所あった。どちらも海水浴場が近くにあって、夏だけ乗降客が増える駅だったが、その正式な駅名は《臨時の乗降場》だった。夏だけお客さんが乗り降りするという駅だけど、実際は一年中、少しだけど利用客が居て、後々には普通の駅に昇格したのだった(^^
60年前は過疎地でも駅を作ってくれたのだ。我が家から4キロほど離れた駅《立戸の浜仮乗降場》・・・それが当時の正式名称だった(^^;
夏の子供たち
大人の一団は親戚のお墓参りだろうか?
雨の恋路・・・正式名称は《恋路臨時乗降場》
恋路海岸で遊ぶ男二人と私は知り合いではなかったが、
海に入って写した私も仲間のように見えた(笑) 恋路は、その名称によって一時期全国から旅行客が来て、無人駅舎の中にはコメントを書いたノートが何冊も置いてあった。60年前は、こんな田舎にも駅を造り離れ小島や山の中にも分校や公立の診療所を造っていた。貧しかったけど、豊かな思いがあった。
交通網が発達したこともあって、過疎地の鉄道も分校も診療所も無くしてしまった国。教育や医療が受けにくい田舎は限界集落になって滅びるだろう。ということは、教育や医療が受けにくい国は、この先きっと滅びるんだと、鉄道が無くなった田舎が教えているような気がする。
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