テーマ:ひとり言・・?(17620)
カテゴリ:家族
母は若い時から日記を書いていました。 結婚してからも、私を育て始めてからも自分の 心に正直に書き綴ったのだと思います。 今の時代はブログではないにしてもPCの中に閉じ 込めてロックでも掛けてれば、他人に読まれる事 も少ないのでしょうが……↓ 日記が100冊もたまれば隠しておけませんよね。 ↓ 床の間の書棚に入ってる母の日記は気になる存在 で、ある日こっそり読んでみました。 ちょっとだけ。後悔しました。 書いてありました~ 私への不満が。 私の心が閉じた瞬間でした。 それから数十年後。 母が脳梗塞で倒れて意識が戻らなかった1年間の 間に、父が母の日記を読んでしまったのです。 相談を受けたので「読んじゃダメよ」と、アドバイス はしたのですが… 読んじゃいました、そして知ってしまったのです。 父への恨み、辛みが延々と。 その時から父の心は母を捨てました。 母は意識の戻らないまま、父に捨てられたのです。 入院中の母の世話は全て私にまかせて、見舞いに行く事 もしませんし、亡くなった時にも病院には来ませでした。 私と娘が病院に1週間泊まり込んで最後を迎えた母を 家に連れ帰りました。 それでも、母の入院中の費用は惜しみなく出し、家庭 介護を薦められた時には、かなりの額を病院に寄付 していました。 家に帰られるのは嫌だったんだと思います。 私、思いました。 自分の日記でも読まれて困る事は書いてはいけないと。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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