テーマ:ひとり言・・?(17568)
カテゴリ:いよいよ老後
![]() ネットニュースで井上荒野さん(直木賞作家)の名前を見て、 井上光晴さんの娘さんだという事を知ったのです… 井上光春さんは社会の底辺にある差別と矛盾、彼らへの共感をテーマ にした力作を発表した作家です。 その人民派の井上光晴さんと瀬戸内寂聴さんが不倫関係にあったのに は驚きでした。 ![]() 井上光晴さん 瀬戸内寂聴さ 後ろは井上光晴さんの奥様 奥様は夫と寂聴さんとの関係を知りながら、家庭ではあまりその 事を感じさせないで、愚痴を言うこともなく帰って来ても「お帰 りなさい」と言ってみんなでご飯を食べていたようです。 それでも離婚をしなかったのは愛していたのでしょうか。 夫に愛人(宮城まりこ)がいても、離婚しなかった吉行淳之介の妻、 そう言えば壇一雄さんも離婚しなかったわね(壇ふみさんの父親) 苦しい毎日だったと思いますが… 井上光晴さんの本は読んだ事がないのですが、40年ほど前に孫の 可愛さを読んだ詩集(題名は忘れちゃった)を本屋で見つけ、ちょ うど私も子供を産んだばかりだったので優しい詩に感動して、実母 に贈ったのを今でもハッキリ覚えてます。 養女に出した私が生んだ子供を「孫」として抱けない実母に「貴女 の孫なのよ!」との思いを込めて詩集をプレゼントしたんです。 (涙もの) 実母は文学好きだったので、喜んでくれて井上光晴さんが孫のため に書いた詩集を大事に胸に抱えてくれました。硬い純文学を書く人 が孫にはメロメロなのに感銘を受けちゃったの(その時は不倫して る人だなんて知りませんから) その井上光晴さんと瀬戸内寂聴さんが不倫をしていたなんて… しかも、その事を井上光晴さんの娘さんが小説として書かれるのも 信じられない事でした。 父親と寂聴さんの不倫を小説に書く事は寂聴さんに了承してもらっ た…と言うより積極的に進めてくれたみたいです。寂聴さんもこの 恋愛を形に残したいみたいでした。 ![]() 寂聴さんと井上荒野さん 皆さん、ご存じだと思いますが、瀬戸内寂聴さんは21歳の時に お見合いで学者さんと結婚したのですが3歳の女の赤ちゃんを残 して不倫相手の年下の青年と家を出てしまうんですよね。 その後、二人の方との不倫がありました。 追記 寂聴さんは娘さんからは関係を拒絶された時期もありましたが、 その後和解が出来て2012年にはひ孫に会う事が出来たそうです。 現在70代後半です。 そうですよね、寂聴さんが99歳ですからね。 お顔は公表されてないそうです。 21歳の青年には子供と夫を捨てて自分のところに来た 女性を背負うのは重かったらしく捨てられます。 ![]() その後の瀬戸内寂聴さんが出家するキッカケは井上光晴さんと 別れるため…とも言われてるようです。 。 ![]() あちらにいる鬼とは父親の井上光晴さんの事で瀬戸内寂聴さんの 事ではないようです。母親が夫の不倫に騒ぎ立てなかったように 娘さんも後で知った父親の不倫を受け止めたようですよ。 皆さんは瀬戸内寂聴さんをお好きですよね。明るくて、前向きで お酒が大好きで、お肉を毎日食べて…理想の人生かもしれませんが… 不倫でも何でも恋をしなさい! 自分を好きにならなかったら、他人も好きになれませんよ… と言ってます。 100歳近くになっても生きる道を示す本も書いていますが、いろいろな 経験があるからこそ人の痛みもわかるのでしょうか? でも、その陰で泣かされた人々はどんな思いだったのでしょうか? 余談ですが瀬戸内寂聴さんが歌舞伎役者の結婚式のスピーチで 「これで、お子さんを生むのが親孝行ですよ!」 と言った時に、私の背中は氷付き「貴女も普通の嫌味な女だったのね…」 と思い嫌いになったキッカケでした。 傷ついた心は100年たっても痛いのです~ 傷つけた人の傷は治ってもね。 ★2020年2月の加筆した記事です。 手抜きと指摘されましたので表記します。 ポチっと押してくれると 喜びます ![]() ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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