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2004年08月02日
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カテゴリ:アメリカ
分析と願望・・・この二つが相反する時、人はどのような行動を取ったのか。

朝日新聞論説委員の苦悩。


【高成田享の[ニュースDrag]】
ケリー候補は勝てるか [8/2 asahi.com]
米大統領選を現地で見る [2/2 asahi.com]


見ればわかりますが、上記のコラムはとても歪んだ仕上がりになっています。8/2のコラムでは、元ワシントン特派員・アメリカ総局長という経歴を持つ高成田氏は、米大統領選に対する適確な現状分析と予測を途中まで示しておきながら、最後の締めで具体的根拠に欠ける願望だけで「かけてみようか」などとギャンブルに走っています。

願望を口走ってギャンブルに走るなら素人でも出来ます。重要なのは結論に至る過程の根拠。例えば、数学のテストで「途中の計算も書きなさい」という出題がされたのに、答えだけを書いてもそれは点にはなりません。ただし、高成田氏は途中までの経過をキチンと書いておきながら、最後の最後でそれらを全部捨てて正反対の掛けに出ました。それは何故か?

・・・つまり自分の冷静な思考回路で分析した結果は、自分の願望と一致していなかったから・・・

2/2のコラムで高成田氏は「イラクが泥沼化」すれば勝負はわからないと分析していました。そして半年後の8/2のコラムでは「イラク国内での反米闘争は少なくなっている」と分析しています。・・・ならば勝負は見えています。そこで、高成田氏の8/2のコラムの要点を抜き出しましょう。

http://www.asahi.com/column/aic/Mon/d_drag/20040802.html
>列挙していくと、ブッシュ氏のほうが有利な材料が多い。だから、
>選挙の情報をいろいろと集めていくと、ブッシュ再選という予測になってしまう。



・・・それはそうでしょう、アメリカ大統領を決めるのは世界世論などではなく、アメリカ合衆国国民なのだから。




≪最近の情勢≫

ケリー演説に厳しい採点=「イラク政策で具体性欠く」-大統領選で米各紙

イラク米軍の削減に言及=「政策不明」の批判に配慮か-ケリー上院議員

<米大統領選>ケリー氏の支持率下がる 党大会効果成らず 

ブレア英首相、総選挙で勝利する見通し=世論調査 


ケリー候補は新聞に一斉に「イラク政策が不明だ(ブッシュの政策と何処が違う?)」と叩かれ、慌ててブッシュ大統領の政策と違いが出るように今までの主張を180度逆転させて米軍イラク駐留の縮小を言い出しましたが・・・結果は逆効果に終わってます。

どうするんでしょうか? ところで最近、日本の民主党の代表・岡田さんが訪米して「米軍はイラクに駐留すべき」と発言したばかりなのですが、これはこれでどうするのでしょうか?

・・・岡田さん、なんとも間の悪い・・・







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Last updated  2004年08月04日 20時38分44秒
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