このひと月ほど歯痛でなにもする気になれない。歯医者に行っても、原因がわからないと、その度にアチコチ掘り返すものだから、アチコチに痛みが飛び火して、なおさらどこが痛いのかわからなくなる。歯はなるべく残したいというのが、その歯科医の方針であるが、仕事に差し支えるいけないから、昼中は痛み止めを飲んで気を紛らわせてなんとか乗り切るが、深夜から朝方にかけては痛みと睡魔とのはざまでのたうち回る。数日前までは熱帯夜がそれに拍車をかけて、ホトホト疲れきった。
鎮痛剤が切れると痛み出すので、なるべく就寝の直前に薬を飲むようにして6時間の睡眠は確保したいのだが、夕食にアルコールを摂取すると、なんとか忘れるように努力していた痛みが途端にぶりかえして、薬に手が行く。しかし10時前に薬を飲むと、せいぜい6時間くらいしか効かないので3~4時頃に痛さで目が覚め、布団の中で悶々として数時間過ごさなければならない。
6月下旬から雨天を利用して逃避されによう7月中にもう2~3群は採蜜予定でいたのだが、もう7月も下旬に入ってしまった。朝か夕方の、わずか1時間そこそこの作業だが、せっかくその気で行くと、巣箱が、暑さのせいで、まるでブラックニッカのひげ男爵のように働き蜂の髭で覆われていたりするものだから、ますます決心がつかない。それでもお盆前に採蜜してしまわないと、十分な集蜜ができず越冬できない群れをつくってしまうことになる。いっそのこと、来年春に回すことも考えられなくもないが、この地域では3年も同じ巣箱で飼っていると、スムシにやられる確率が高くなると師匠が言っていたことがあるので、2年めの巣箱はなるべく採蜜したいと思っているが、この歯痛である。
鎮痛剤の連続服用も身体にいいわけがない。週明けまで、状態が変わらなければ、やはり抜いてもらうしかないか、トホホ・・・である。
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最終更新日
2012/07/22 06:44:00 PM
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