カテゴリ:読
う~ん、こんとのことを書いてええんかのぉ。
村上 龍の「半島を出よ」を読んだ時も思ぉたんじゃが 朝鮮民主主義人民共和国のことをここまで描いて大丈夫なんじゃろか。 小説はフィクションじゃけぇ、ええんかのぉ。 作家の身の安全を心配してしまう。 それとも、あの国、それどころじゃねぇんかのぉ。 この小説じゃぁ、あの国の指導者の欺瞞、国民の窮状を徹底的に描いちょる。 フィクションとはいえ、かなりの取材を元に書かれちょるんじゃろぉのぉ。 ちょい前に「ディア ピョンヤン」っちゅう映画を観たけぇ http://www.film.cheon.jp/ 万景峰号の母港の元山や平壌の風景がリアルに感じられた。 この映画でもこんなん映してええんかぁとは思ぉたが。 登場人物達が3つのルートから入国して 多面的にあの国の現状を描いちょるところが よりはっきりと全てを見せることになっちょって興味深ぇ。 一人は招待されて平壌の病院へ赴く 一人は在日朝鮮人の有力者の同行旅行 二人は裏ルートから隠密入国 彼等のそれぞれの立場の目線から国の様々な面を見せていく。 なかなか読みごたえのある本じゃった。 あの国の現状が本当に小説の通りじゃったら 拉致問題も核問題も絶対解決せんじゃろぉのぉ。 対話もおどしもなんの効果もねぇのぉ。 ほぇで、あの国がああなったんも結局日本のせいじゃ。 侵略支配、国内での徹底的な差別。 大東亜戦争の前、最中に朝鮮半島の人達の人権、誇りを落としめて 敗戦後もえんえんと続けた差別 これがなかったら、いろんな問題、例の帰国事業での悲劇もなかったじゃろぉし。 歴史っちゅうものをはっきり認識分析して伝えていかんと わしらの国も、どんどんわやになっていくでよぉ。 あぁぁ!言いたいこと、考えんといけんことが多過ぎてまとまらんよぉになってきたぁ! とにかく「受命」、読むべし! http://www.kadokawa.co.jp/sp/200606-01/index02.html お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[読] カテゴリの最新記事
|
|