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カテゴリ:太陽光発電
先日、会社にある営業マン風の方が来まして 瓦を小売してほしいというので、どんな瓦ですかと聞くと、 とにかく形はなんでもいいので、硬い瓦をくださいというのです。 たまに空手部みたいな体育会系の方がきて、 空手で割るので、割れやすい瓦くださいっていうのはあるのですが、 硬い瓦の注文は初めてです。
まぁ、硬いということなの岐阜産の瓦を提案して、10枚ほど買って頂いたのですが 何に使うんですかと聞くと、私実は瓦に穴をあけるドリルの会社なんですが、 最近、太陽光の設置が急増しまして、業者から瓦に穴をあけるドリルの問い合わせが 多く、硬い瓦でテストをしたいとのことでした、、、
瓦に穴を開けて、太陽光設置用のレールを取りつける金具を出すためです。
瓦に穴、、、、穴のまわりは防水シールやコーキングでの仕舞になります。 瓦の表面の雨が当たるところに、あんな大きな穴を開けるなんて 瓦屋には考えられません、、、 10年後には雨漏りする可能性は、かなり高いです。 エコの観点から、太陽光発電を取付けて雨漏りさせて家の寿命縮めるようでは 本末転倒な話しになります。
しかし、このドリルメーカーは需要があるから作るわけで この会社がこの施工法を推奨しているわけではないのです。 屋根のことをあまり知らない、電気メーカーや取付業者によって 考えられた取付方法で、多くの屋根に太陽光発電がのせられている事が問題のですが、 これが現状なんですね。
10年、20年後、もしかしたらそれより前に、太陽光設置に伴う雨漏りの増加、、、 なんてことが社会問題にならなければいいですがね。。
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最終更新日
2011年09月07日 08時34分42秒
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