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カテゴリ:絵日記三昧
地中海のビーチのムール貝のミルクスープ マレーシャの浜の獲れたての伊勢海老 海外での美味しいものを食べた思い出はあまたあり。 美味しい思い出には、いつも仲良くなった現地の人の笑顔が重なってくる。 1.スペイン巡礼路のタコのマリネ なぜか海辺から離れた小さな町にユデダコで有名な一軒の店あり。 店の前の道路に広がった日よけの下のテーブルにはたくさんの人たち。 町を探索していたら、バレンシアの陽気な若者のよぶ声。 巡礼路を旅していると、見かけた顔がみな仲良しになる。 チョコンと帽子をかぶった知り合いの美少女も笑顔で手招き。 近寄ると、1m近い大鍋に次々に大きなタコを放り込む。 煮あがったタコははさみで足だけぶつ切りにして、 大きな木の皿に山盛り。 オリーブオイルと岩塩をかけて食べるだけ。 岩塩は、甘みがあって噛んでもしょっぱくない。 これが、生ビールのつまみにするととにかく美味い! 山盛りのタコがすぐになくなり、次々にお代わり。 先日、イタリアの岩塩があったので試したら、 やはりうまかった! それ以来、ゆでだこのぶつ切りは わさび醤油ではなくて、マリネ一辺倒になった。 2.ヌーディストビーチのムール貝。 マルセーユから2時間ほど、地中海に面したリゾートに 町全体がヌーディストの町になっている浜辺がある。 20万人ほど生活しているが、スーパーのレジにも 通りにも欧州人が生まれたままで屈託なく、闊歩している。 子供会がバスを連ねて海岸でソフトをしにやってきてた。 ベースは裸のお母さんたち。 子供たちも生まれたままで野球をして駆け回っていた。 はじめは違和感があったが、ここで一日過ごすと 水着を身に着けることすら、みな嫌になってくるよう。 このビーチは数キロにも及ぶ。 素敵な仏人夫婦のいる海の家で欧州各国からきた人たちと友達になった。 昼間、毎日楽しんだご馳走がある。 それは、ムール貝をにんにくとたまねぎとミルクで 煮込んだもの。 千円ほどで鍋いっぱいのムール貝を毎日楽しんだ。 そばにはアラブの胸毛の濃いお医者さんと子供5人、 ここで知り合ったという美しいフランス人の奥さん。 子供たちの絵を描いてあげたりして裸の付き合いを楽しんだ。 生まれたままで地中海の陽に焼かれつつ食べるムール貝は ほどよく麦酒に酔った至福の午後の楽しみだった。 3.マレーシャの海辺のごちそう。 街中に広場があり、その周囲は、イセエビ、カニ、鯛などの 生け簀の生きた魚を料理してくれる店がずらり。 美味しかったのは、イセエビのバターにんにく炒め。 鯛の酢豚風野菜たっぷりあえ。 それより思い出に残った美味しい料理があった。 海辺の岩場を潜っていると、向こうから真っ黒に焼けた 現地の猟師、手に袋をもっているので開けてみると イセエビが7匹、そこで交渉開始。 全部を3000円で売ってもらって、浜辺の大鍋でゆがいてもらった。 イグアナが森から這い出してきて騒いでいた。 マレーシャの若者がなんどものぞきにきた。 やがて盛られてきた7匹のイセエビ。 まさに現地獲れたて!ほんとうに美味しかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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