780202 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

水彩画紀行  スペイン巡礼路 ポルトガル 上海、蘇州   カスピ海沿岸からアンデスの国々まで

水彩画紀行 スペイン巡礼路 ポルトガル 上海、蘇州   カスピ海沿岸からアンデスの国々まで

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Profile

水彩画人 俊介

水彩画人 俊介

Freepage List

Spain Pilgrim road


SpainPilgrim road 2


スペインの西の果ての岬の町


スペインの忘れえぬ人々


スペインの忘れえぬ人々 続編


巡礼路で出会った人々


嫁ぐ娘への懺悔録


人の心は水彩画


ヨーロッパ世界の裏の恐ろしさ


嘘のような本当の話


イラクの恐ろしい現実


未来を奪われた子供たち


逆説「大好きなアメリカ人」


倉敷の美観地区と美味しい店


ユーモアのある家庭


シルクロード紀行


カスピ海の国アゼルバイジャン


アゼルバイジャンの女流陶芸家


シルクロードの悲劇


カスピ海の女人の奔放さ


ロシアの華麗なバレー団 TODES


ロシア料理店への招待


カスピ海の夏の海


アゼルバイジャン気質


不思議な少女との出会い


カスピ海美人に招待される


アゼルバイジャンの黄昏時


白いロールスロイスの花嫁


豊富な食材で料理を楽しむ


恋人たちの季節


テニストーナメント参戦記


カスピ海の夜の出会い


安くておいしいコーカサス料理


ある春の一日


俳句は詩的な日記帳


美しい言葉 風花


桜の城 高遠


俳句を始めたい方


短歌 青春挽歌


風鈴や亡き人影の窓よぎる


兄と妹の物語


父と娘の物語


青春の光と影 恋


神さまは存在する!


娘へ贈る結婚の言葉


モーツアルトが大好き


珠玉のモーツアルトの作品より


水彩画紀行


風の盆 越中八尾の美しい町


風の盆 妖艶な夜の舞


風の盆 深夜の町流し


Category

Favorite Blog

ムギセンノウ New! yhiro8888さん

慣用句「あ」202… New! 風鈴文楽さん

五島で一番眺望の素… New! カーク船長4761さん

『Wedge 2024年2月… New! Mドングリさん

デンドロビウム‣ノビ… New! NEXTPEAKさん

GWのお仕事 Temp sec-9さん

【今週の本棚】〜2/22 jiqさん

さくらの中の神戸ハ… 47弦の詩人さん

三文小説 mizu-sinさん
萌野の短歌日記 萌野さん

Keyword Search

▼キーワード検索

Archives

2024/04
2024/03
2024/02
2024/01
2023/12
2007/02/07
XML
テーマ:旅の写真(3459)
カテゴリ:水彩画紀行
房総半島の突端はかっては未開の地。

今の浦安周辺には、広大な湿地帯が立ちふさがり、

紀州和歌山から黒潮に乗って上陸した人々が、

南より開拓したので下が上総、上が下総。



「総」や「房」は、上陸して植えた「麻」から由来。

白浜、勝浦の名も、ふるさと紀伊半島の名残り。

その上総の外房に「千倉」と言う美しい里あり。


SANY2840.JPG



2月ともなれば、金魚草、ストック、ひなげしが満開。

先週、スケッチに訪れたら、もう春たけなわ。


SANY2814.JPG

「花摘み」と言う風雅な幟りが、そこここにはためく。

訪れた人はみな、花盗人ならぬ花摘み人となって

風雅に花畑のそこここを散策している。

5、6本で200円から300円。

畑の中の好きな色、好きなのを自ら摘むことができる。

SANY2810.JPG


千葉には横浜のような文化の香りが少ないと言われる。

確かに、岡山、松山のような城下町の歴史の風情も、

気風にも乏しく文化振興の機運がないと嘆く人もいる。

家康が内懐からの謀反を怖れて、地方豪族を左遷し、

小さな外様大名ばかり置いたから・・・・・・

強大な権力が持つ文化の志向性が生まれなかった。

と言うのが私の個人的な推論。

文化と言うのは、その町や国が持つ独自性が

顕著に発展するための、強い方向付けが必要なよう。


SANY2779.JPG


それゆえか自然は豊かで、手付かずの風情あり。

広い房総には、庶民的な匂いのする、

のびのびした、のどかな里が多い。



SANY2785.JPG

私の大好きなひなげしが千倉にはあまた咲いていた。

暖かい日に多様な彩りで可憐に揺れる詩情あふれた姿。


コスモスやひなげしのように風に揺れる花が好き。


今は昔に作った青春の歌


「泣くは誰 けだるき真昼の丘に吹く

  風に揺れゐる ひなげしの花」





SANY2820.JPG



今日の一枚は 水彩画 「千倉風景」

SANY2994.JPG



お昼には、野島崎灯台を眺めるカフェテラスで、

タコのパスタと、オムレツをほうばった。

安いのに、意外と料理が美味しかったので、

麦酒に酔いながら気持ちよく描けた一枚。

房総はもう春ですよ!


「野島崎灯台」


SANY3017.JPG




気に入ったら、クリックしてくださいね。


プログランキング








お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007/02/07 06:29:42 PM
コメント(18) | コメントを書く
[水彩画紀行] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.