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カテゴリ:小説
「千里眼の死角 完全版」(松岡圭祐・著)を読みました。
今回は千里眼クラシックシリーズの第7弾にあたり、 「千里眼 マジシャンの少女 完全版」の次の話です。 内容は、世界的要人が人体発火の恐怖に襲われます。 その原因を突き詰めていくと、アメリカのディフェンダーシステム に関連していきます。そのシステムをコントロールしている、 人工知能のようなコンピューターの誤作動が原因となり、 衛星からのレーザー攻撃によるものという疑惑です。 主人公の岬美由紀等の調査でそれは敵対するメフィストが 同じシステムを作り出しタコとが判明するも、 そのシステムが世界中で武器をもつものが狙われるように コンピューターが進化していくことも解明されていきます。 そのシステムをとめられるかどうかが今回の話です。 文庫化前のハードカバー時にはこの「千里眼の死角」は 迷走していたといわれており、今回の「完全版」でかなり 方向性の修正がされているようです。 内容は確かに他の作品よりははちゃめちゃのイメージは感じました。 後の新シリーズの複線もこの「千里眼の死角」にちりばめられてます。 そういった興味もはいった1冊でした。 「千里眼の死角 完全版」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Jul 26, 2009 03:43:22 PM
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