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カテゴリ:小説
休み中に何冊か千里眼シリーズを読みましたので
その紹介です。(とは、いえ結構溜め込んでしまいましたが。) 「千里眼 トランス・オブ・ウォー 完全版」(松岡圭祐・著) 千里眼クラシックシリーズの9弾にあたるのがこの作品です。 内容としては、舞台は中東で、日本人人質事件がきっかけとなります。 主人公の岬美由紀が臨床心理士としてその日本人開放時の、 カウンセラーとして派遣されますが、その武装勢力に逆に とらわれの身となってしまいます。 その武装勢力のなかで、人を戦争に駆り立てるのは「トランス・オブ・ ウォー」の考えからということを美由紀は説いていきますが、 逆に過酷な試練をうけることになります。 その逆境からの脱出と戦争終結へとの道のりを描く小説です。 実話をモチーフにしており、今回はヒロインの泥臭ささがでており スケールの大きさも感じるところでした。 「千里眼 トランス・オブ・ウォー 完全版」(上巻) 「千里眼 トランス・オブ・ウォー 完全版」(下巻) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Aug 19, 2009 11:08:24 PM
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