ラスタ・パスタのレレ日記

見事に演じきった結果、本人もビックリの金メダル！

素晴しい！おめでとう♪

ジャンプで、３回転－３回転など、やろうと思ったがその場で切り替えたので、

「思いどうりではなかったが、滑っていて心地よかったことが一番。」

と本人が言っていたように、荒川選手の滑りと演技は、まさにのびのびと、その美しさを表現してくれていた。

ＳＰで３位になった時、「もしかして、これでメダルに手が届くかも、と一瞬考えたが、その考えを打ち消して、自分の滑りをしよう」と思ったことが、勝因ではないか、と自分で言っていたが、

まさか、ぼくがブロブで書いたとおりの結果になるとは思わなかった。
まさに、無欲の勝利というべきか。

「昨シーズンは迷いながら続けていた。そこから抜け出すには、スケートを楽しんで達成感があるまでやりたいと、思った」そうだが、

一度は引退を考えながらも、あと１年だけ頑張ってみようと思ったらしい。

その心の葛藤や苦悩をのりこえて、オリンピックの本番で、ＳＰ，フリーとも自己最高の得点をあげたのだから、本当に素晴しい。

「続ける道をつくってくれた人たちに感謝したい。」
「まわりで支えてくれた多くの人たちと一緒にとったメダルだと思います」

というコメントも素敵だった。

荒川静香さん、ほんとうにおめでとうございます。

今日のあなたは、最高に輝いていました。
トリノの会場の観客も、みなあなたののびやかで、しなやかな演技に心から心酔していたと思います。

満場のスタンディング・オベーションを受けるなんて、本当に素晴しいことです。

ジャッジもみんなあなたの演技に魅了されていたんではないでしょうか。

演技が終わったあとの、晴れやかな表情、そして表彰台での素晴しい笑顔。

もう、こまかいことはなにも言わなくてもいい。
それだけ素晴しい出来事でした。

本人も、まだ実感がわいていないようですが、苦悩の日々を乗り越えて、どんな場面でも、自分の持ち味を出せるまでに、技術力、メンタル面等、実力が増していたんでしょうね。


村主さんは、演技をおえて会心の演技をしたような満足の笑みを浮かべていました。実力を出し切ったと思います。

しかし、非情にも、彼女の演技はジャッジにはちょっと過小評価されたようにおもいます。

直後に泣いた涙は、これだけ自分としては大きなミスもなく会心の演技をしたのに、どうしてメダルに手が届かなかったの、という悔しさも含まれていたのでしょう。

しかし、ＴＶ局でのインタビューでは、
「採点の結果をきっちり受け止めている。自分の力は出せるところまで出せた。次のオリンピックにつなげたい。みなさん、次のオリンピックまでお付き合いください」

といっていた。ジャッジに対しての不満や、残念な気持ちもあるのだろうけれども、自分の力を出し切ったという満足感もあったように思う。

安藤選手も、４回転ジャンプに挑戦したことは大きいと思う。
最後まで攻めの姿勢をくずさなかったのだから良く頑張ったと思う。


しかし、オリンピックとは、やっぱり難しい舞台なんだなあと思う。
あの、安定感のあるロシアのスルツカヤでさえ、ジャンプで転倒してしまったのだから、本当に何があるか分からない。
スルツカヤ選手がもし、転倒しなくても荒川選手は優勝したと思うが、
荒川静香の高得点をちらっと意識してしまったのだろうか。

コーエンもミスをしたが、思ったほど自滅しなかった。彼女もせいちょうしたんだろうな、と思う。


こうやって、結果が出てから思い返すと、やっぱり、フィギュアの試合は、試合が始まる前から始まっていたんだとおもう。

雰囲気に飲まれず、自分の感情をコントロールし、身体をコントロールする。

そこには、五輪の場を、フィギュア・スケートが滑れるという楽しさ、幸せ
を感じ取れるまでのきわみにたっしていた荒川選手が、自分の手で幸運を呼び寄せた、観客を味方につけた、ジャッジにも好印象だった、

なんかそうした大きなポジティブな循環する目に見えない力が働いたように感じる。

彼女の美しさ、微笑みはオーラのように、そのポジティブな目に見えない幸運のスパイラルをみずから引き寄せたのだと感じる。

まさに、勝つべくして勝ったのかも知れない。

とにかく、荒川静香さん、おめでとう！

他の選手の健闘には、こころから拍手を送りたい☆

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