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今頃になって、賭博堕天録カイジ ワン・ポーカー編を読み出したのですが、面白いですね。
そして、賭け金をレイズするか否かの描写が株式投資の損切りや利益確定に非常にそっくりと感じました。 作中では、カイジが7のカードの手札を切ったのに対して、対戦相手の和也は賭け金を上乗せしてきました。 しかし、カイジは勝てるかどうかわからないわけです。 そんな状況での相手の賭け金の上乗せ。上乗せに乗っても、更に相手が上乗せしてくるというチキンレースになる恐れがあります。 下手すれば、一発退場。 そんな状況で、カイジは自分の勝算に確信を持てず、撤退しました。 そして、開いたら、相手の和也のカードは、7より弱い3のカード。 つまり、自分に勝てるだけの勝算分析ができたら、実際は勝てていた場面なのに損切りしてしまったと言うわけです。 なのに、損切り、降りてしまって要らぬ損を作ってしまったわけです。 作中は変則的なポーカーゲームですので、分析していたら勝算が見出せていたかはわかりませんが。 株式投資でも買った後に株価が下がって動揺して損切りした途端にあれよあれよと急激に上がってしまった場面があります。 これってカイジのシーンと通じると思うんですよね。 もちろん、損切りした後に材料がでて上がる場面もあるんですが、たまたま下がっただけの場面で売ってしまったということもあります。 これは自分の手札(ポジション)に自信がないから招いてしまった間違った損切りといえます。 そういった意味でギャンブル性がやや落ちると思われるファンダメンタルの株式投資もギャンブルの側面があるなあと感じます。 含み損を拡大している状況の中で、損切るべきか・・・!?耐えるべきか・・・!?この判断を強いられることは多々ありますが、与えられた情報でカイジのポーカーの乗るか降りるかと大変近いものがあります。 カイジは面白いですね。ぜひ株式投資でもやってほしいですが、考慮する情報量が多すぎるので作品には向かないでしょうね、残念ながら。 なお、損切り場面の引用と、上の負けた場面は実際は、違う回のシーンです。 【楽天ブックスならいつでも送料無料】賭博堕天録カイジ ワン・ポーカー編(1) [ 福本伸行 ] 【楽天ブックスならいつでも送料無料】賭博堕天録カイジ ワン・ポーカー編(2) [ 福本伸行 ] 【楽天ブックスならいつでも送料無料】賭博堕天録カイジ ワン・ポーカー編(3) [ 福本伸行 ] 【楽天ブックスならいつでも送料無料】賭博堕天録カイジワン・ポーカー編(4) [ 福本伸行 ] 【楽天ブックスならいつでも送料無料】賭博堕天録カイジワン・ポーカー編(5) [ 福本伸行 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.12.13 22:57:05
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