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カテゴリ:模型
3Dプリントの九六式装甲作業機戊型(架橋戦車)のキットを組んで、 日本陸軍 九六式装甲作業機戊型(架橋戦車)完成 キットの造形から推測して、仮設橋は、車体後部のローラー部分が火薬式のカタパルトで起き上がることで、左右の踏み板を連結している棒の部分で後方に押されて、勢いで後ろ方向に投げ出されるようになっていると思われると書きましたが、 自宅にある、平成17年発刊の「世界の傑作機別冊 日本の戦車と軍用車両」をさらによく読んでいたら、九六式装甲作業機の解説に続いて、九七式中戦車の車体を使用した「超壕機T(G機)」関する解説があり、その中に、図面はありませんが、仮設橋の射出方法と操作の概要が記載された文章があり、装甲作業機も同様な構造である旨が書かれていました。 仮設橋は、架設位置の5m手前で停止した車両から、前方に射出され、射出した仮設橋は、仮設橋の桁の後端に付けられたワイヤーを巻き戻すことで架設の位置を調整すると書かれています。 そうすると、やはり、九六式装甲作業機戊型の仮設橋の射出の方向は、前方になっているのかと思ったりもしますが、組んだキットを再確認すると、 車体上面中央部に滑車がありますが、車体内部のウインチやワイヤーの取り出し位置(キューポラと滑車の間のハッチ?)からのワイヤーの取り回し方法等、動程の短い火薬式カタパルトの作動力を仮設橋に伝える具体的方法等、考えれば考ええるほど謎が深まってしまいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
March 23, 2024 08:56:56 AM
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